カレントバッファー含めて初段をMOSFETに変更する

マルチの中域、高域のパワーIVC初段をMOSFETに変更した時の音質変化にはそれなりの

ショックを感じましたけど、4ウェイマルチの半分・・・

前回のヘッドフォンアンプでは確信へと変化しました。

初段2SK241GRの必要性は無くチップ版の2SK302Yでしたら秋月電子で10個200円位で安いです。2SK439、2SK544も同等品のようです。

前回のヘッドフォンアンプで初段ソケット式で音質比較したかったのですが、高さ制限があるために断念しました。

今回の中低域と低域パワーIVC初段には2SK439を使用します。

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注意して交換・・・

組む前にテストしてから確実に!と思い写真右側写真のソケットに差してテスト動作させると電流が流れません!

入力と出力のオフセット電圧はほぼ0Vで配線チェックしてもOKです。

初段電圧チェックして行くと流れている量がおかしい!ソース電圧が4Vもあります。

普段なら作り直しもんですが、中域と高域パワーIVCではすんなり移行しましたのでケース内で組むと正常動作しました。

初段2SK117の時はテスト動作OKでしたが、これが高周波領域アンプの難しさです。

次は低域用DOAで,プラス側のみ改善しました。 

その次はカレントバッファー初段・・・

初段はベース接地アンプで音の良いMOSFETに置き替えた場合、ゲートバイアス電圧が必要ですが,MOSFETの特徴を生かした回路ではないので、参考回路がネット検索してもでてきません!(課題としてMOSFET選別時VGS電圧とドレン電流が出ますが、ゲートバイアス電圧をダイオードバイアスとした場合MOSFET選別時VGSとIDSS近い値はあります)動作の安定?発振はするでしょう!

今回トランジスター回路で初段は2SC1216 FT500MHzから2GHzの4本足に変更します。

4本足はケースアースのため使い易いのもあります、只FT値が高いとVBE電圧も0.75V位と高いようです。

入力エミッターのオフセット電圧値も30㎷と大きくなります。

入力のオフセット電圧が大きいと入力負荷を接続した時、出力オフセット電圧が大きく変化してしまいます。条件が整えば出力オフセット電圧はあんていしています。

FTが高いと入力で発振しているので20PFのコンデンサーをパラ接続しています。

ちょっとこれで片CHで音質比較確認してみます。

※片CH改善で試聴追加

放熱板温度上昇と共に違いが明確になり、片CHの改善でも全体の音質レベルを引き上げて音楽として聴けるレベルにしてくれます。

カレントバッファー初段のベース接地アンプトランジスターのFTアップは中高域と高域では音の走るレーンがスルスルと出てくる印象です。

FT500MHzから2GHzで発振し易くて過ぎたものは百害あって一利なしではありませんでした。

改善カレントバッファー出力のオフセット変化はあっちっちレベルで8㎷で十分実用的ですが、接続機器が変われば再調節になるでしょう!

中低域と低域は初段改善前で比較出来ませんが差は歴然です。

追加 初段高周波MOSFETの難しさ(オカルト?)

後もう片CHの改善・・・まずは中低音基盤から。

今迄の実績もあり交換するだけ!MOSFETは2SK241GR、IDSS7.4㎃、VGS0.59Vペアで

交換の最中に出力のSICMOSが基盤から外れてきた!あれ~何で?・・・

外れてきた出力SICMOSFETはちゃんとハンダ付け、SK241GRは直付け

テストすると出力のオフセットが8V位もあります、初段の入力ドレン出力をテスターで測るとオフセット電圧がころりと変化しますので発振か?と思い小容量のコンデンサー各追加しても良くなる気配はありません!

出力とドライブのMOSFETゲート電流は流れませんので、変な影響かとも思い総点検しましたが問題ありません!

いろいろして出力のオフセットは高いままですが、ふらつきは少なくなりました。

不思議と帰還抵抗とコンデンサー外しても状況変わらないまま。

しばらく経過してアイドル電流調整の変化と初段のオフセット電圧調節ボリュームを可変したら、オフセット電圧調節ボリュームで+8Vのオフセット電圧が調節出来て0Vまで調節できます。

しばらくは頭の整理が付きません! でもこれは初段入力をアースに落とした現象に似ていますので、入力のゲート対アース間の抵抗値測定したら200Ω位で何処で抵抗値が下がっているのか?ゲートを浮かせてゲートドレン、ゲートソース抵抗値測っても抵抗値か小さいので、取り外してテスターで測定するとペア共に正常IDSS7.4㎃、VGS0.59Vと表示します。

ここは元(2SK117)に戻す事は考えられませんので、ソケット式で動作するMOSFETを選別するしかありません・・・

ここで

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MOSFETは2SK439 IDSS5㎃、VGS0.69Vペア ですが、これはテスト基盤でも発振しません! 何でだろう? 訳の分からない結末でした。

時間を置いて初段ペアFET2SK439特性揃いてもオフセット調節VOL(20Ω)ですが中点よりずれていますので、外した2SK241GR付け直したらちゃんと動作しますし中点よりのペアでこちらが良いのでソケット式なので入れ替えます。

低音用もソケット式で・・もちろん直付けが良いですが、微妙な初段はオフセット電圧調節時初段FET入れ替えてオフセット調節VOLを中心近くにもっていけますメリットがあります。

このパワーIVC基盤は出力とドライブ石の足ハンダ付け不良が多発しています。

カレントバッファー初段トランジスタも無事交換して無負荷では若干温度対オフセット電圧多めと入力に触れると容量負荷に敏感ですが、入力に入力抵抗1㏀付けると超安定します。(本体に組んだら発振気味だろうか超敏感)でもこれで聴いてみよう

土曜日追加

 両CH改善試聴です。

一聴して実にクリアーで音の通りが良く、帯域が広い感じがします。

音に不満は今の処思いつきません!(断然良くなっているのですが、ヘッドフォンと比較すると、低域を基本とする厚みのあるまとまり感には敵いません!ただし数あるヘッドフォンでこの開放型のみの感想です。)

音声信号通過回路を広帯域にしたために発振と言うリスクが付いています。

不安定だったカレントバッファーは各マルチのパワーIVCの電源を入れたら安定しました。

オーディオ回路に高周波素子を使う事は、音を体験した人でしょう!

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今回の片chは蓋は開いたままです、それと中低域と低域の初段と二段目の電源は耐圧の点でカスコード接続より24V BaTTから20Vに電圧ダウンしました。

  17日追加 2回目試聴でエージング進む

高周波領域使用素子の音質は、ん~・・思い描いた音質とは少し違っていました。

それは、発振と隣り合わせの音質だからなのか?(違うだろう)

確実に言える事は、収音したと思える音質に近づいた印象です。

音がスッキリで付属音みたいのが減少して、過度に音が肥大して無くそれなりですが、収音されている豊かな音質は再現されます。

ん~・・余分な低音感も無くてとにかくスッキリ的な印象です。

余分な音を出さない分収音された音を生かしきります、同じ曲目だとつい比較しますので、好みで曲の印象も変わります。    

8月2日追加

あれから更にエージングが進み中低域、低域の厚みが増しマルチの方はヘッドフォンの音に近づいています。

スピーカーBOXの前で聴いて調和がとれているせいか?個々のユニットの主張が感じとれません!各ユニットの音量レベルも適当ですが、私の聴感にて十分によい音です。

文章にて音はある程度までしか伝わりませんが、回路動作上の高周波ノイズの低減、アンプの広帯域化の音を体験された方は音質の想像は出来ます。

このマルチの音質はカレントバッファーとシンプルな6㏈/オクターブCRフィルターで情報ロスが最小で規模とコストが有利です。

 

 

 

 

 

 

 

初段2SK241使用ヘッドフォンアンプ

前回との相違点は

①初段2SK246BL→2SK241GR

②初段の定電流回路のツェナーDの変更 5.1V5W1N533BBRL→オンセミ1SNB5913BT3G

ツェナーダイオードは大きさの点で変更しました。

出力のSICMOSFETはスペースの点で外側に出しましたが配線がカプトン線で短くて超配線しにくかったです。(基盤手直し1回でもすれば写真のとうり)

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                    茶色いのはNFB抵抗のニッコーム抵抗

さて最大の関心の音質は・・・

始めは発振を警戒してNFBはニッコーム1㏀にて音量調整はDACのデジタルATT試聴しました。

一聴して情報量の多さを感じまが、中高域と高域用パワーIVCの2SK241変更と同じく音量も大きく聴こえます。

中高域と高域用パワーIVCの時はフィルターコンデンサーの結合ロスの改善と思っていましたが、入力結合コンデンサーの無いヘッドフォンアンプには当てはまりません。

これでマルチのパワーIVCは全て初段2SK241(同等は2SK439)に変更した方が良い事が分かりました。

NFB抵抗をフェーダーに置き替えて試聴しましたら、音質変化も気付かず同等?

ただNFBのフェーダー配線は最短距離でシールド近くで配線します。

2SK241はMOS構造で構造上の音質利点があるように思えます。

これで、このヘッドフォンアンプは魅力満載ですが、次の小型SPも鳴るヘッドフォンアンプ製作は、これを超えるのはハードルが高くなりました。

※銅の足がかっこよく見えます。

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 ※ 早速追加

エージングが進むにつれて底知れぬ重厚感と奥深い音質の世界です。(発揮できる音源は必要です)

ツェナーもありますが、初段の違いでこれだけの違いは何とも考えさせられます。

ソロ又は数人演奏でも帯域と満足感、オーケストラでの各楽器の分離した重厚感と合唱曲のハーモニーは相性の良いヘッドフォンならではの世界です。

ヘッドフォンの音に対してスピーカーでの再現はまだまだ先で、中低域と低域の定電圧電源改善とチャンネルフィルターの改善が更に労力が必要に感じますが、チャンネルフィルター分の音質劣化は防げません!

・・・スピーカーで聴いてみてもう何となく物足りません!

大好きな曲を鳴らしても中途半端なイメージで音楽として伝わりません!

脳の記憶はすぐ入れ替わりますが、音質差が大きくなって無理もありません!

 今迄の経験を生かす

配線材は硬い方が音が良いので信号系はカプトン被膜線ですが、振動が伝わりやすいのでブチルゴムの切り端でNFB配線をダンプしました。

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ん~・・聴いてみるとプラシボーと思うけど、クリアーな雰囲気とゆったりした感じがします。

ブチルゴムを貼った後は汚いですが、改善の方向になります。

 最終写真追加

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アルミ板とブチルゴムも追加で何か違和感ですが、効果を思えば新しいスタイスか?

電源配線は硬いので銀メッキカプトン被膜線のカプトン被膜を剥いで熱収縮チューブを被せて使用していましたが、エナメル線配線に変更しました。

銅足の影響もあって本体は1㎏超えてずっしりと重量感があります。

ヘッドフォンアンプ作り直し

新しく製作すれば良かったのですが!・・・

初段FETを2SK241GRに交換したところ、激しく発振兆候で焼ける臭いがしてきました。

出力の電流測定抵抗0.1Ωが焼けて切れています、元に戻すのも気が曳けます。

何気なしに交換した初段熱結合したFET外して見ると、衝撃の2SK246でした。

(製作時移植で熱結合で型番確認はしませんでした)

何となくやはり・・・NFBフェーダー配線で位相補正もしなくても超安定していました。けれど音質に不満も無かったな~

この発振で思ったのが以前製作したTPA-6120使用のヘッドフォンアンプ、基盤内最短距離で位相補正をしないと発振が止まらなかったのでした。

中高域のパワーIVCと同じ作りだと問題なしですが、大きさの点で無理!

一発での完成は無理なのでメンテナンス作業重視のレイアウト・・・!

でも大幅な変更は出来ません!

※出力は外に出して配線しよう          ※前の配線はさよなら

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しばらくヘッドホンで聴けません! 

ですが他のヘッドフォンアンプでは聴く気になりません!

 

追加 途中経過

作り直してみましたが、ん~・・完成度は前のが良かった?

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仮組み立てテストすると、動作しない!・・・

回路はシンプルですが、このような部品組み立てすると複雑になります。

写真をよく見ると初段2SK241の向きが逆で、取り付ける時に気を付けてもダメ!

定電流のTRと2段目の2SJ103が近づきすぎでこれは失敗品

実際製作すると色々と分かってきますが、時間と労力ももったいないです。

次に

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部品配置も変更と基盤に出力FET接続のピンを立ててバラック状態で動作を完成させて組み立てる事にしました。

今のところ片CH完成で、もう片方の製作です。

テスト動作では2SK241ゲート抵抗(発振防止)は180Ω、NFB抵抗は1㏀、位相補正は27㎊です。

 


 

 

フェーダーの改善

スピーカーも鳴らせるヘッドフォンアンプ製作予定ですが、外観は今のヘッドフォンアンプと同じデザインで放熱容量アップとして、木製サイドウッド部分等肉厚アルミ板を使用します。

問題はフェーダーでフェーダー基盤壊したのがあるだけで、何とか修理しないとヘッドフォンアンプ自体製作出来ません!

今使用のヘッドフォンアンプのフェーダーも音量小レベルで左右音量差があったり、小音量スライド時片方ノイズが出ます。ある程度の音量で解決しますが、音量小域での音量変化も急です。

フェーダー基盤の作り替えを考えたら、適当なものが出てきました。

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8個ありフェーダーストロークは10.5㎝で必要な10㎝と大体同じで、抵抗体塗布と接点ブラシ間隔も同じでしたので二段並列使用します。

確実には不良基板の上に載せるのですが、厚みが増して滑りやすいので、窪みを付ける為に写真位にヤスリ掛けした時点で、ヤスリ両面刃が鈍になり削れられません!

これは諦めて、フェーダー基板の切断ですが、これも金きりノコで切ると5㎝位でこちらも刃が切れなくなりました。

しょうがなく基板に切断線に溝を掘って、基板を割っていたら他の処に力が加わり割れました。溝が浅かったのか簡単には出来ません!

基板の長さは15㎝必要ですがあるのは穴あき基板14㎝で代用です。

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※(目盛り版∞位置の違いにも要注意)

銅箔ですが以前は接着面に導電性があったのに、今は同じ所で買っても導電性が無くなりました。

色々ありましたが・・・22㎊付ける時に前の基盤は間違えて2200㎊付けていたのが分かりました。(これでは高域が丸くなるのは当然な値です)

肝心なのは音質ですがエージングなしで試聴・・

フェーダーノブを動かして音量上げると前のと全然違う、違和感さえ感じます。

あれ~ボリュームカーブはAカーブ又はDカーブ? ケースにはB5㏀と書いてありますので1984年製の性能ですか?

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代替使用したのはCPA-6200  1992年製造品です。 ↑ シールド銅板の追加

音が出た瞬間、過度特性が良いのか音が軽快に聴こえて濃厚さはやや後退(2200㎊で聴いてた時よりも)ですが高域の質感は戻りまして、それよりもダイナミックレンジが拡大しています。

今となっては僅か製造8年差ですが、時代差を感じる音質です。

エージングで音質どう変わるのか?(積層チップセラミックコンデンサーの分は変わります)

これでもう一台製作する事にします。

5月14日(シールド銅板写真も)追加

ある程度エージングして聴くと高域の解像度が増して奥深い音質ですが、重厚さとは違い重たく無く弾む感じです。

この音質なら1対1絶縁トランスの復活で、AC100V電源→1対1絶縁トランス→6段ノイズフィルター液晶テレビの順番で聴いてみます。

一聴して違いは感じるのですが、何が違うのか注意して聴いてみますと、やはりノイズ低減で歌手のエコー、ホール演奏での響きの豊かさが増します。

琴の弦を弾く鋭い音と響き、ホルン、ハープ、ギター演奏の豊かな音等は格別です。

5月17日追加

もう一つのフェーダー修理途中トラブル発生です。

ボリュームの抵抗値は5㏀を選別して、フェーダーノブを動かして何気なく抵抗値を測って見たら左右抵抗値が若干違います。

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ここで気付いて良かったな~・・

割れた基盤の特性は同じで再利用します。

摺動子先端も荒れて使い難いのてこの際カットして0.1㎜銅板でロール状接点にしましたら、何かこちらが良く感じますのでヘッドフォンアンプのフェーダー基盤と摺動子入れ替える事にしました。

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今迄摺動子部分は銅箔を被せていましたが、0.1㎜銅板ロール状が信頼性があります。
こんな事やっていると先へ進みません!

フェーダーノブのストロークの動きが少し重たくなりました。

今迄使用のフェーダーの左右動作誤差は合格でした。

↓写真 今回の使用目的に支障はなかったのですが、通常使用出来ないジャンク品である事が分かりました。

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古い物を買うと端子のカシメ部分が錆びたり、接触不良のリスクが多いです。

※ ※ ・今回の改善で銅箔接点と0.1㎜銅ロール接点の違いが分かりましたが、どちらが良いのかは分かりません!ただ比較では銅ロール接点の方は音の重心 が低く、低音域の明瞭度があるようですが、決定的要素ではありません!

・・ただ単に接点を銅板に改善したら良くなるでなく、接点は圧力を加えた方が音に安定感(芯)がありますが、スライドした時のノブの感触が硬くなるので相反します 。

 

バッテリーメンテとAC電源の今後

バッテリーは消耗品!

満充電電圧の低下又は満充電後自己放電して端子電圧低下する場合は、並列接続と直列接続を分解して良否判定して組み直します。(端子を付けて小分け充電)

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この際中低域用にもう2組と思いましたが、数が足りません!

購入するか迷っていますが、すぐ購入とはなりません・・・

そんな時に液晶テレビのノイズフィルター3段を6段にして聴きたくなりました。

S/Nが良くなったら次どうなるか?ちょっと贅沢ですが・・・

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あ~・・良くなるとは思ってましたが、以前に思ったイメージ以上で,

更なるS/Nが良くなると、今迄明瞭度不足小音量の楽器の音が聴きとれて(ステージライブのバック弦演奏でも)独特な演奏空間で、極端に言うと近接マイクの音は生々しく距離感あるマイク収音は空中浮遊している感じです。

オーケストラ演奏では楽器からの音ですが、演奏ホール音質です。

作り直し最高の3段で良しが、最高の6段ノイズフィルターとなりました。

もうこの音を聴いてからは戻れないでしょう!

中低域用のAC電源も6段に極めて~バッテリー駆動対決させて、AC電源がどれだけバッテリー駆動電源に近付くか興味が湧いてきました。(初段2SK241も未だですが)

 (5/6日追 ヘッドフォンアンプ基盤の分解は簡単には不可能でした)

4月29日追加

寝る前に少しヘッドフォンで音楽を聴いてと、聴きだしたら止まらない!

もう一曲と続いて深夜になる事がたびたびで、同じ曲何回聴いたら聞き飽きるか?

綾香さんの歌で試したら5~6回聴いても未だ聴き飽きません!(無駄な抵抗でした)

それと深夜になるとAC100V電源事情が良くなるのか、音質が更に向上します。

ん~・・今度はAC100V1対1の絶縁トランスを入れてみようと注文しましたが、ノイズフィルターと一緒で限りないような?気がします。

先駆者の言った言葉が思い出されます。

4月30日追加

入荷しました

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配線入れ替えてACプラグとコンセントを付けます。

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早速6段ノイズフィルターの前にAC100V1対1の絶縁トランスを入れて試聴します。

(入力AC102Vで出力99W液晶TV負荷で106有り、500W負荷で100Vとなるようです)

ちょっと聴いただけで、あの新鮮な空気間が無くなりました!

信号系にトランスを入れたのと同じ効果で台無しです。

トランスの容量は500VAで小さいとも思いませんかが、エージングで良くなる事も思えません! 

 2時間経過して改善されて良くなっていますので、エージング必要です。

はやとじりで十分なエージング後、試聴感想は再度します。

5月1日夜追加

エージングは通常見るテレビにて朝から夕方までしました。

再度試聴しますと、音が出た瞬間違和感はありません!

何か楽器にエネルギー感がありますが、高音域が丸くなって聴きやすい・・・

超高域成分を中域帯にエネルギー移動した感じさえします。

でも電磁波吸収とDACアナログ回路ノトランジスターのFTを上げた時の高音域の質感と少し素朴な感じが聴きとれません!

音量を下げた時絶縁トランスを付けた方は音が痩せにくく、音量上げると音像があがります、絶縁トランスを外し音量下げると物足りない感じから音量上げていくと音像が付き未だ上げるとスケール感が出てきて限りないです。

液晶テレビ音源ではノイズフィルターだけが良いです。パワーIVC電源に付けた場合では違う評価になるかもしれません!

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試しにノイズフィルター9段にて試聴しましたが、6段に比べて効果は僅かで6段で十分な事が分かりました。

 ※ 試聴終わって・・

各繋ぎ変えて試聴して見て、始めにノイズフィルターの3段から6段とかの感動した気持ちか何とオーバーとさえ思える位です。

機器自体が改善環境エージングで部品自体が良くなる方向へ行くと思っています。

聴感も含めて新しい変化には敏感!でそれ以外は持続的?

そう考えた時、短時間での変化に対応しにくいのではないか?

DAC基盤電源はLiBaTT 18650型よりポリマーLiBaTTの方が音が良く感じます、この差でも大きいです。

 5月5日追加

1対1絶縁トランスの音質がどうも気掛かりで、あれから更にエージングしてまして再再度試聴することにしました。

それは中域と中低域のエネルギー感が忘れられません!

エージングによって僅かですが更に徐々に改善はあります。

再再度聴いても中域と中低域のエネルギー感は何だろう!

それともう一つ気付いたのがバンド演奏が違和感無くすーと聴感に入り満たされます。

収音具合もありますが始めてです。

今迄バンド演奏自体良いと思った事がありませんでした。

この音質はノイズフィルターのコア材に鉄芯トロイダルコアにしたときの音質に似ています。

ん~・・この音は手放し出来ません!

もう一つの絶縁トランス、プラグソケットケーブル入れ替えてエージングしよう。

5月6日追加 

どうもヘッドフォンアンプの調子がおかしい!

音量最小から上げる時にゴソゴソとスライド音がしますが、出力にオフセット電圧発生時の音です。

初段2SK117付近部品を動かすと更に酷くなり、オフセット電圧4V位なり無負荷ですが焼ける匂いがしてきてすぐ電源を切りました。

色々調べて見ると位相補正1000PFの積層セラミックコンデンサのはんだ付けが不十分のようです。

綺麗なハンダ付けと思い最小のはんだ量でハンダ付けしていましたが、間違いのようです。最近はたっぷりハンダを盛っています。

再度オフセット電圧点検調整とアイドル電流点検(電源入れた直後40mA)これはそのままです。

修理後試聴すると、何かかさついた音に感じます、気分的なものか?

金田式アンプでは負帰還で最近音量用ボリュームに位相補正コンデンサーを入れてあります、これは付けていないので付ける事にしました。

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これで試聴するとあ~潤いが感じて来ました。

(※追 弊害として音量最小にしても微かに音漏れします)

(※追の追 摺動子部分は銅箔巻いて接点として、確実に導通させる為に銅箔接点と接触部の銅箔を長めに追加したら、銅箔接点の良さを確認しました)

今更こんな所で音質改善になるとは!・・・

絶縁トランスの効果が半減で、付けていない時の音が向上しました。

ん~・・今の処、絶縁トランスの効果6対絶縁トランス無し4で、絶縁トランスの効果はまだあります。(追、テレビ放送画像は絶縁トランス付きが断然良いので、録画再生で差が出るのかな~)

このヘッドフォンアンプ初段の2SK117から2SK241に交換しようと思ったのですが、分解が無理のようですので、もう一つ2SK241で小型SPも駆動出来るヘッドフォンアンプを製作したくなりました。

 

 

意図しないことで音質改善

液晶テレビのハードディスクは3.5インチ500GBで重複曲又は古い曲を削除して録画していましたが、もう消せないのばかりになりました。

もう一つのハードディスクも満杯ですが、こちらを整理するしかありません!

ハードディスクの基盤は同じですが、録画した時点でそのハードディスク専用になり互換性はありません。

今となっては2.5インチ1TBでも良いのですが、ソフト(録画演奏曲)が優先します。

万が一ハードディスク不良の場合では被害が半分で済みます。

液晶テレビ自体がデリケートになり、意図せぬ故障を防ぐため、ハードディスク基盤も改善してHDは二階建てにします。

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何か不格好ですが、音質はもうこれ以上ないだろうと言う音質ですが何故?

ん~・・・前はアルミ箔をハードディスク上部までアルミ箔を被せていましたので、これが影響したのか?

 電磁波吸収具合のせいか?まだ音質が変化するようで、音質が悪くなる変化ではなく演奏空間の重心が変わるようです。

もう一つの満杯ハードディスクを聴きたい時は、配線入れ替えて

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「6」シリアルNO更新します。

3月12日追加

32BHR500はもう改善尽くしたようです。

32BHR3,2台改善途中でしたので再開と思って録画再生映像を見ていると、人の顔の肌色がベタっとして剥げたような映りで、ハードディスクのジッターが多いのか?と思いましたが、RAMで溜める為に影響はありません!

カタログスペックでは同等で32BHR500の改善型が32BHR3と思っていましたが、

検討外れ!(32BHR6,7もダメ)

メイン電源とローカルレギュレーターの改善でコストは安くなっているようですが、

消費電力は余り変わりません。

それと映像関係システムLSIが変わっていますが、そのスペックは分かりませんが性能ダウン? ただAC電源ノイズフィルターを入れると改善しますが、基本性能が良くなければその差は宿命的です。

原色関係は良く出ますが、見る所は人の顔の肌色ののりと質感です。

以前は余り意識していませんでしたが、改善で性能アップしたせいか差が目立ちます。

(もう一つのBHR500のメイン電源のみ改善品と比較しても差がハッキリ分かります)

出鼻を挫かれて音声だけでもと思うのは淡い期待で無駄に終わりそうで・・・。

 3月17日追加

普段はヘッドフォンで聴いていますが、液晶テレビ4.3V電源は精神衛生上Li-BaTT並列駆動復活させています。改善後何故BaTT電源が良いのか分かります。

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近頃ハードディスクの改善基盤の電源デカップリングコンデンサーの積層セラミックコンデンサーのエージングが進んだようで、よりS/N改善と格段に過度特性が良くなったようで最近の録画再生では、映像と再生音の意識を感じなく長時間試聴では、音量によりますが聴感に疲労がでます。

何か古い録画を再生するとホットしますが、これは同じ演奏曲目比較試聴ではすぐに聞き飽きます!が、再生音に対して独特の聴感に優しい付属音を期待しているのか?とも思いました。

ただ音声信号再生途中通過帯域での見直し検討は必要のようです。

4月3日追加 (見出しと同じ意図しないことで音質改善)

ヘッドフォンで聴いて片CHひどい雑音です。

ヘッドフォンアンプのハンダ付け不良が再び発生か?と思いつつも庭の雑草が気になってこちらを優先していました。

しばらく音楽を聴かない日が続いて、無性に聴きたくなり以前のヘッドフォンアンプに交換したところ、未だ激しい雑音が出ます。

原因はヘッドフォン本体に挿入するプラグ側のハンダ外れていました。

ここはただハンダ付けで終わっても・・・!

そこでプラグキャップの中3個にブチルゴムを入れてケーブルを固定しましたら

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以前はケーブルを叩くとトントン音がしていましたが、思わない副産物でケーブルの鳴きが最小限となりました。

聴いてみるとよりクリアーな音色とハイスピード感、以前のヘッドフォンアンプは格差が広がり何かナローレンジ感と、音が出るのにスムーズでない印象でもう聴けない状態となりました。

気を良くしてヘッドフォンのバンドの付根もブチルゴム投入・・・

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多めの投入ですが、蓋を閉めない状態では何の効果もありませんが

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蓋を閉めると効果がハッキリ出ました。

今流行りの高音質スピーカーのハイスピードな過度特性音質に似ていますが、我が家のスピーカーでこの音が出るのか?又差が出ました。

4月10日追加

RCAピンケーブルもキャップ内はぐらついていますので、こちらもついでに改善します。

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同軸構造ケーブルだとぐらつきが少ないと思いますが、ケーブルの容量が多くて高域が減少します。

改善後はプラシボー効果の為か良く聴こえてきます。

ただ一連の改善のブチルゴムは粘度が強くて、もう簡単には分解出来ません!

 

S/PDIF出力付き三菱32型液晶テレビ基盤写真

進化過程は基盤を見れば分かると思いますが、新商品が全て良いとは限りません!

LCD-32BHR500~BHR7までS/PDIF出力付き)

メイン基盤のシステムLSI(MN2WS140AFF1)はすべて共通で搭載

LCD-32BHR500   2011年製造 (BHR300,400,500基本的同じ電源基盤)

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LCD-32BHR500 メイン基盤表

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LCD-32BHR500 メイン基盤裏

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LCD-32BHR3  電源基盤表

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LCD-32BHR3  電源基盤裏

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LCD-32BHR3  メイン基盤表

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 LCD-32BHR3  メイン基盤裏

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LCD-32BHR6電源基盤表 (改善済写真しかありませんでした。)

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LCD-32BHR6電源基盤裏(改善済写真しかありませんでした。)

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LCD-32BHR6Bluetooth送信機

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LCD-32BHR6メイン基盤表 「MN2WS0270」 カタログ [PDF]

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  • LCD-32BHR6メイン基盤裏
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  • LCD-32BHR7電源基盤表
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  • LCD-32BHR7電源基盤裏
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  • LCD-32BHR7メイン基盤表「MN2WS0270」 カタログ [PDF]
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  • LCD-32BHR7メイン基盤裏
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    LCD-32BHR7Bluetooth送信機
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    ※ 私にとって今Bluetooth送信機は全く不要。
  •   省電力改善でだろうか?映像も良くない、
  • 2月18日追加
  • 基盤を見ててチューナーの進化に気が付きます。
  • ちょっと古いですが2011年製造基盤と2012年製造基盤を比較して見ました。
  • LCD-32BHR500地デジチューナー基盤部
  • TV復調LSI  MN884434  グローバルTV用フロントエンド復調LSI|株式会社ソシオネクスト (socionext.com)
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    LCD-32BHR500地デジチューナー内部
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  • LCD-32BHR3地デジBS/CSチューナー基盤部
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    LCD-32BHR3地デジBS/CSチューナー内部
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    地デジチューナーとBS/CSチューナー合体で小型化はどうやってしたのか?
  • チューナーケース蓋開けて見ると地味な作業での小型化です。
  • まず水晶発振子が小さい!、コイルは基盤パターンを描いていますし、努力が感じられます。
  • 昭和時代の私は、これがチューナー内部ですが、ん~・・ピンと来ません!もはや時代遅れ。




 

進化する4ウェイマルチSPの音

①今回の改善点は、最新ノイズフィルター×2を躍動感のある方を液晶テレビ側、

 もう一つは中低域と低域の定電圧電源のAC側にいれます。

②4ウェイチャンネルフィルター電源、Ni-MHエナジャイザー単三×8±10.5Vと

 LiBaTT±8.4VLRでの音質比較してみる。  

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 定電圧電源用ノイズフィルターを置く場所がありません!電源コンセントBOXの上に置いていますが幅が狭くて落ちますので両面テープにて固定します。

(改善前はコイルがリード線でしたので軽く曲がりスペース確保できていました)

液晶テレビに続いて、定電圧電源に入れていますがノイズフィルターのコイルをリード線からエナメル線に変更した形になります。

肝心の音ですが、何か期待以上!LiBaTT電源使用の中低域、低域の音は憶えていませんが、それを思い出すような音質です。

中低域、低域の解像度がS/N改善の為か何か別物で聴いている感じさえします。

改めて基音の大切さを思い出させます、スピーカーの真ん前で聴くと、もうあのスコーカーとツイーターの音が物足りない感じさえします。

聴感での感想は一言でいうと抜群な音楽性豊となります。

これは小田和正さんのクリスマス約束2016ライブ再生ですが、

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宇多田ヒカルさんの花束を君に小田和正さん共にとギター伴奏ですが、ライブ独特の空間音質が堪能できます。

これが一番の違いで、何か物足りない感じが一切しなく収音された方を褒めた方が良いかもしれません!が再現出来るようになったのが嬉しいです。

ノイズフィルターの効果は実感しないと信じがたい物ではあります。

②4ウェイチャンネルフィルター電源、Ni-MHエナジャイザー単三×8±10.5Vと

 LiBaTT±8.4VLRでの音質比較は極わずかに感じて、先送りです。  

液晶テレビ、定電圧電源もあれだけ改善したのにノイズフィルターでこれだけの差が出る事は、個々製品内の改善でAC電源供給側入力に余り関与していない事になります。

※後追加

液晶テレビに付けているノイズフィルターは躍動感が有り略毎日ヘッドフォンにて聴いていますが、性能発揮にはエージング時間が必要でした。

オーケストラ演奏でスケール感が凄くなって、実際聴かないとこの表現は難しく立体感?歌劇等を聴くと声質が特に心に沁みます。

2SK241GR×10個、代替品の2SK439×20個揃いました。

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21日追加

初段2SK241GR交換にあたって、今の電源供給電圧は±20Vでカスコード接続にするか、供給電圧を±16Vに下げるか散々迷いましたが、カスコード接続では基盤のレイアウトを大幅変更になりそのままでの交換にしました。

2SK241のVDSは20Vでもし最大定格使用して壊れた場合と他のと比較出来るようにピンソケット式にします。

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スコーカー用は2SK117に戻せるように4ピンにして対応しました。

2SK241のゲートにはとりあえず発振防止100Ωを入れています。

テストでは電源供給電圧は±20Vで発振の兆候もなく安定しています。

マイナス側電流40㎃多いのはツェナーダイオード電流20㎃×2です。

片チャンネルだけして比較試聴してみますが、2SK241は最初音が硬くてエージングが必要とあるサイトで見ました。

2SK241の方小音量ですが片CHで音出ししてみましたら、エージング関係なしでスコーカーの鳴りが物凄くクリアーで音量が上がった感じがします。

始めは高周波特性が良いからツイーターだけで良いかと思っていましたが、スコーカーのクリアー成分+ツイーターの倍音成分となるのでしょうか?

比較試聴は取りやめて両ツイーターとスコーカーアンプを2SK241に交換します。

(今迄中高音のクリアーな音質はエージング後の僅かな時間でしか聴けませんでしたが、何でか良い感じがします)

23日追加

ツイーターとスコーカーアンプを2SK241GRに交換して試聴します。

始めにスピーカーの前で聴くと、当初気になっていた中低域と低域に対して中域、高域の物足りなさが音がクリアーになり違和感なく対等に聴こえます。

私の場合音のきつさはありません、解決済だったのでしょう!

アンプ本体が暖まった頃音が重厚になり、高周波用MOSの特徴でしょうか?

初段2SK117に拘っていたら到底出しえない音があります。

音のクリアーさと倍音成分の伸びは別次元!でしょうか?

(AC電源使用時ノイズフィルターは是非使用してください)

木管金管楽器、鉄琴、トライアングル、電子音等今迄聴いたことのない音場空間で聴けます。

特にミクとかなでる先生の夢、富田勲”ラストコンサート”の終盤曲の鉄琴、電子音、

ミクの歌声(宇宙の、彼方へ、太古の、未来の、音楽、どこまでも)と続くのですが、

高域の伸びは実に感動的です。

2SK117の音質が悪いのではないような気もします!ヘッドフォンアンプの初段は2SK117のままで不満はありません(相性が良いだけ?)し、マルチの中低域と低域初段は2SK117のままでよいような。(交換後の音質は聴きたいですが)

パワーIVCはゲインが低いので2SK241のノイズ問題は無縁でした。

※ この感想は電流伝送4ウェイマルチチャンネルフィルター、フィルターコンデンサー0.01μF(高域)、0.1μF(中域)を通った後の情報伝達は2SK117接合型より2SK241のMOSが情報ロスが少ない事になりました。

2月8日追加

2SK241エージング経過にて中域、高域の音の出方がまろやかになりました。

ただ、ヘッドフォンと音質比較では中低域にヘッドフォンが厚みがあります。

これは中低域のパワーIVCの初段も2SK241に交換した方が良さそうですが、出力回路と

別電源の24Vで2SK241はカスコード接続配線が必要です。

まだやる事は、ノイズフィルター製作・・  と液晶テレビハードディスク基盤表側の電磁波対策、とは言ってもハードディスク基盤表側と本体の隙間は3㎜で本体アース面で何もしなくて良さそうですが!・・・接着剤付銅箔を被せて本体アースしてみました。

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ダメ元作業の必要性を再び体験しました。

私のパソコンではべたっとした画像ですが色の付き具合と深みが増し、音声では一段と明瞭度?ハッキリ深々と、たったこれだけの事での変化とは本当に信じがたいです。

もう繰り返しの同じ表現に困る深々とした音で、S/Nの良い回路動作で重厚さは生まれる音と確信しました。

ライブ放送での録画再生は、音の情報の可能性が一段と詰まっているようです。

以前録画したのを再生したら確実に明瞭度が上がっています。

僅かな隙間3㎜でどうも納得しがたいですが、(1㎝位ならDAC基盤裏の隙間で経験ありましたが)少しでもアース面との隙間があれば電磁波は飛び交うようです。

 ※10日追記

追試聴で実感が湧いてきました!

S/N感、ダイナミックレンジ向上、音の切れ味と飛び出す感じでチョット違和感が出る程です。(違和感とは自然でない)

元々ハードディスクに記録させると再生は情報量が落ちます。

今回の件で再生時に信号レベル成分が小さい所で電磁波の影響を受けていたようです。

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システム制御LSI(MN2WS140AFF1)用電源4.3VにLiBaTT並列接続復活しました。

電源は限りなく改善していますので、今は効果は不明ですが安心感はあります。
 

 

 

 

 

 

 

今年の抱負は地道に進む!

明けましておめでとうございます。

クーの助手さん☆☆☆ありがとうございました。

プログアイコンに今は亡き大好きなチョコちゃんの15歳当時の写真にしました。

昨年の内容に続き地道な努力に努めたいと思います。

今迄の流れではパワーIVC初段入力素子に高周波用を使用すると、もっと情報量が増える事が考えられます。

もう既に2SK241等採用している方が多くいらっしゃいます。

高周波用素子はRF増幅、チューナー用、IF増幅が主で電源電圧12Vあればよかったので比較的耐電圧が低いので、ある程度の電源電圧が必要なSICMOS出力回路ではカスコード接続回路が必要です。

※急に思い出したのが40年位前の400MHz台タクシー無線機の分解した回路基盤の密で

 当時圧倒されました。それと銀メッキされた弁当箱のアップコンバーターですが、

 製造はまだまだ前になります。

ただ4ウェイ分のパワーIVC作り直し完成して約半年位で、まだ作ったばかりの感じではあります。

その前にノイズフィルターの改善がもう一組残っていました。

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(2.6㎜エナメル線10m×2と内径3㎜熱収縮チューブ)

これを先に製作しますが、10mのエナメル線を切らずに中央から巻いたら長すぎるだろう?・・でも切るのは最後で!

7日追加

寒いですね!動作が鈍いです。

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前のコアに巻いた線を解いて見ると、強くきっちり巻いたせいかリード線が折れた感じになっています。

取りあえずエナメル線は切らずに熱収縮チューブを被せて巻いてみます。

長くて前回のエナメル線より硬い感じがします、鉄芯トロイダルコアこれで3メートルで綺麗には巻けませんでした。

アモルファスコアは2m位×2でエナメル線は計7m50㎝位使用するようです。

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ACプラグ側リード線はダイエイ電線より銀メッキ線に入れ替えました。

2.6㎜のエナメル線は太いです、切断面で銀メッキリード線がハンダ付け出来ます。

液晶テレビAC電源に接続して試聴しますと、前回のと似たような物ですけど音質が違います。

今回のはエージング不足の為か若々しく鮮度を感じますが、前回のこなれた柔らかさと比較すると新鮮に聴こえます。

もう自分でもこれが似たノイズフィルターの音質の違いかと呆れます。

同じような物を作っても、同じにならない事に意義があります。

今回改善する前に、前回ノイズフィルターを直列に6段として聴いてみましたら、両方プラスした音が出ました。

改善する前の鈍い音(電源デカップリングコンデンサーの質が悪い感じの音)もプラスされて台無し! でもS/N感は更に良くなります。

ただコストパフォーマンスの点で3段で十分のようですが、まだ足すのでしたらコア材の違うのとコンデンサー値と材質が考えられます。

1月11日追加

 もうこれで終わりのはずだったのですが、昨日のクラシック音楽館を新作ノイズフィルターで録画再生をヘッドフォンにて聴いてみました。

ん~・・実感が沸々と出てきました。

炊飯ジャーの宣伝では無いのですが!音が粒立ち艶があり、エネルギー感強く、S/N感が素晴らしい・・前回試聴の呆れただけではなく、前回製作品のエナメル線の巻き直し交換も思い始めました。

エナメル線2.6㎜10m×2(1900円×2)3800円+送料370円=4170円に熱収縮チューブ代ですが、当初2㎜でと安くという思いも吹き飛びました。

2段目のコア材と思ったりしましたが、配線の違いでの実感が強烈でそうなんでしょう!

ノイズフィルターは3組有りますので、もう一組の手つかずもこの際改善します。

13日追加

新規改善するのは手つかずのノイズフィルターでしますが、エナメル線2.6㎜が

3m弱×2残っていますので二段目のコア材を入れ替えて巻いてみました。

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コア材はまたトロイダルトランスの巻線を解きました。

これでヘッドフォンにて試聴すると同等に近くかなり良いのですが、ん~・・少し疑問

のような納得しません!

(実は2.6㎜エナメル線購入時、液晶テレビのメイン基盤の裏側にもたっぷりとアルミ箔をひき詰めていましたので相乗効果が出たかもしれません!)

15日追加 

同等に近くとは言っても聴く時間経過と共に差が分かります。

この差は何だろう?コアにコイルとコンデンサーの組み合わせだけに不可解です。

綿密にコンデンサーのリード線は短く切って容量の違うのパラ接続と小容量もパラで聴感にて決めましたら今度こそ・・・力強さ(エネルギー感)他まで同じ位ですが、躍動感の違いだけはどうにもなりません!

次に新規作り直しでエナメル線の詳細が分かると思いますが!

※たかがノイズフィルターですが、ある程度の回路改善後では、特にトランスポート部分での音質変化は想像以上に大きく音を支配します。

● 2SK241GRの代替品2SK439×20個テーピング品注文入荷しましたが、思った以上に特性が揃っていましたので、本家の2SK241GR×10個テーピング品も注文してみました。

 2021年2月20日追加

ヘッドフォンで何時ものように聴いていたら、以前ノイズフィルター6段のS/N比の良さが急に思い浮かび上がりました。

改善品ノイズフィルター6段で早速聴いてみたら、深夜に演奏される演奏会のように楽器の音が突出して聴こえて来ます。

あ~・・これを聴いたら無性に残りの1台大型鉄芯コアのノイズフィルターを製作完成させたくなりました。

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早速完成させました。

線材でどう変わるのか?聴いてみると、予想通りで硬いエナメル線の音質が色付け無くまた鉄芯コアボリュームの影響も大きいです。

エナメル線も余らないように鉄芯コアに巻いたところ、インダクタンスが大きい方がより効果が出ます。

6段ノイズフィルターには叶いませんが、十分満足はします。 

追加の金額も費用対効果は抜群で何台も欲しい位です。ノイズフィルター直列段数の多い方がより効果が出ます。

ここは小型化より大型化です。ノイズフィルターですがと言うより、AC100V音質改善器です。

 

 

 

 

 

最新4wayチャンネルフィルターの音

今日で最新4wayチャンネルフィルター完成音出し2回目でまだまだエージング時間は必要だよね~と思いつつ聴いていました。

何時ものように電源入れて無音30分で聴き始めて、1時間過ぎて位から部品のエージングが進んだのか?パワーIVCケース温度が熱くなってから豹変です。

中高域帯ホーン独特の音色から解放された後には、カレントバッファーの帯域が広くなったら、自然と奥行きと空間の広がりがヘッドフォンの音を超えました。

実に表現が難しく、刺激音感が無く柔らかで情報量が多く、聴いて飽きません!

バイオリン、金管楽器などチョット主張が控えめで音色は良くなっています。

時間を区切らないと、ズルズルとまた聴いて終わりません!

ライブ放送の録画再生では情報量が多くて聴き惚れてしまいます。

これは中居正広さんのキンスマで2017/1/6放送

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ライブ放送はどれも良く4~5年前のでも、再生音の違いに感動です。

カレントバッファーのオフセット電圧は気掛かりですが、それをひいても有り余る音質で十分満足の心境です。

早速12月27日追加です

JH1LHVさん☆☆☆ありがとうございます。

見出しが最新4wayチャンネルフィルターの音だったのですが、この音の元は今迄ヘッドフォンで聴いていて、スピーカーとの音質差を常々感じていました。

液晶テレビDACの改善でヘッドフォンとスピーカーでの音質差は広がる一方でした。

ただヘッドフォンとスピーカー再生の違いはチャンネルフィルターが余分に入っているだけです。

(金田先生はマルチチャンネルの成功はチャンネルフィルターにかかっていると言われています。)

ヘッドフォンアンプとパワーIVCの回路と素子はほぼ同じで、実はチャンネルフィルターの音質劣化が少なくなったと言う事になります。

入力より出力が音質が良いと言う事はありえません!

 

 

 

 

 

 

 

4WAYチャンネルフィルター作り直し再開

続きに書き加えるつもりでしたが、犬のチョコちゃんの事を投稿せずにはいられませんでした。

ここ2年前位から週2回位一緒にお風呂に入って老犬の為少しでも長生きさせる為にと、最近は少しお腹が張って便秘気味とガスが溜まっているようなので、体とお腹をマッサージして血液循環を良くしていました。

それとおちんちん周り尿の付いた毛の洗いでした。

看取ったのはお風呂の浴槽に浸かっている時でしたので、うんちもお風呂場で出て何とチョコちゃんの配慮した死に方だと思っていました。

それと共に何か後悔もあり、ネットで犬のお腹が張るで検索したら拡張型心筋症だったかもと勝手に思い少し気分が晴れました。

4ウェイチャンネルフィルターのNPN高周波用トランジスターSE5021は数年前確か米軍放出品で格安で40個買った在庫品を使用します。

現物は22個でHfe61×1、56×2、48×2、44×1、42×2、41×2他は低すぎます。

※残りの18個位出てきました。

2SAタイプのHfe50位を探さないといけません!

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始めにチップ抵抗、コンデンサー等先にハンダ付けしておかないと、作業が難しくなりますが、前回と同じ苦労!今回はチップトランジスター使ってないだけまだましです。

ツェナーダイオードと定電流ダイオードが行方不明!です。

11月24日追加

未だツェナーダイオードが見つからず!沢山の量なのですが・・

処でHfe50位の使用は低いのか?

MJ誌2012年4月読み直して見ました。

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入出力の関係は、Ic1=Hfe/1+Hfe×Ie1でTR1にHfeが200のTrを使えば、

Ic1=0.995Ie1となるので、出力電流=入力電流と考えてよい、とあります。

ではHfe50では、50/51=0.980で余り変わらず!でこれで良し。

カレントバッファー入力のDAC出力電流は大き過ぎてほとんど捨てている位です・・

今度気になったのはカレントミラー回路のエミッター抵抗値の算出方法ですが。

あるサイトの説明では

※2つのバイポーラトランジスタにおいて、特性や温度のズレがあると、電流I1と電流I2の値が大きく異なってしまいます。そこでエミッタに抵抗を接続することで精度と安定性を高めた回路となっています。

ん~・・ここは手持ちRG1608 330Ωに変更します。

12月9日追加

ツェナーダイオードがやっと見つかりました!(左側)

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アルミ基板は石油ストーブの天板にて温めてからハンダ付けします。

(ちょっと基盤ハンダ付け版の鍛冶屋さんみたい!)

チャンネルフィルター素子の積層セラミックコンデンサとPMLCAPどちらが良いか?とまた迷いましたが、ルビコンPMLCAP1μFの在庫がありません!。

ずいぶん前にオクで買ったパナソニックのPMLCAP1μFを思い出しました。

これはすんなり見つかりました。

アルミ基板は加熱してハンダ付け作業すると楽ですが、面倒くさい!でも私の基板製作では究極のようなものです。

4ウェイマルチのフィルター素子ですが、

JBL4345  クロスオーバー周波数は

高音用fc 10KHz以上 → 2700㎊×4+68㎊、 RG2012 1.6KΩ 

          (fc=160000/0.010868×1600)で実際は9.2KHz

中高音用fc 1.3KHz~10KHz → 0.104μF+2700㎊、 RG1608 1.2KΩ 

           (fc=160000/0.106700×1200)で実際は1.25KHz 

中低域用fc 330Hz~1.3KHz → 1.05μF  RG1608 330Ω+180Ω 

           (fc=160000/1.05×510)で実際は298Hz 

低音用fc 330Hz以下

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カレントミラーダイオード側はRG1608 330Ω、出力側はRR-1220 300Ω+10Ω+半固定20Ωの中点でオフセット電圧0に合うようにしています。

幾らアルミ基盤上でもトランジスターの熱結合をちゃんとしないとドリフト電圧がすごいです。パイプの長さはパイプカッターで切れる最小4㎜です。

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これで片CH分は無事完成ですがチョット厚みがあり、チップトランジスター版と入れ替え出来るか?

もう一つ片CH分は完成品を見ながら同じに組み立てないと、同じに組み立てる自信がありません! パパっと出来ないので多少気は重いです。

 ※ 入力と出力無負荷配線図で電圧記入時、入力オフセット電圧が60㎷出ているの

  が意外でした。

  NPNトランジスターSE5021の初段のダイオード結合B-E間電圧0.8V、定電流動

  B-E間電圧0.75V、カレントミラー2N2906、B-E間電圧0.7V

  誤算はSE5021、B-E間動作電圧(動作電流が多いのか?)

※ 入出力無負荷ではありますが、電源を切って冷やして再度電源を入れたら、

  出力オフセット80mVもあり、暖まりだしたら徐々にオフセット電圧が下がり

  ます。入力に負荷抵抗1㏀付けると動作点が移動してオフセット電圧が数ボルト

  出ますが、動作点が違うだけのようです。

  オフセット電圧が落ち着くまで何分かかるか、実用的か?また音質は改善するのか

  もう片CHの製作は様子を見てからになりましたが・・・。

  オフセット電圧に比べて、格段に音質が良くないと低音のDOC接続はカレント

  バッファーオフセット電圧がスピーカープラス側でゲイン分電圧、スピーカー

  マイナス側ではスピーカープラス側オフセット電圧×ゲインで大きくなります

  ので、採用出来ません!(もし音質が良ければDCサーボ!ですがスペース無し)

       温度的オフセット電圧でダメか・・! 苦労する分諦めが悪くなります。

  しかし、音質は良い予感はするのですが・・・

15日追加

  入力のオフセット電圧60㎷とダイオード接続バイアス電圧0.8Vはダメなので交換

  します。

  ただ49C缶ケースアースの高周波用は最大コレクター電流値が小さくて適当な物が

  見つかりませんでした。

  4本足以外であれば結構多く候補がありますが、今回は2SC-1216にしました。

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入力のトランジスターSE5021から2SC1216に交換したら入力のオフセット電圧が無くなりました。ダイオード接続のバイアス電圧は0.7Vで正常になりました。

出力オフセット電圧は負荷抵抗1㏀接続すると1/4~1/5になり、温度変化では朝冷えた時に大きくなりますが、通常では数分で安定しました。

定電流のSE5021はそのままです。

これで片CHは良しとします。

17日追加

もう片CH製作途中ですが、前の基盤で±電源取り出し線が小さいために少し大きめにしたところ、・・・

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コレクター部分とプラス側電源でタッチしてたようです!

トランジスターつばの部分だけ熱収縮チューブを被せて、後ろは熱伝導シート

で絶縁確保しました。

B-E間オープンで同じHfeと交換して入力オフセット電圧を測定したら、12~13㎷あります。

あれ~と思い違うHfeのトランジスターと交換しても、これが一番小さい値です。

定電流ダイオード接続を外して抵抗に交換して調節しても、このオフセット値は下がりませんでした。

ただこのオフセット電圧は大した値ではありませんが、温度変化によるオフセット電圧

が気になるところではあります。・・・

12月18日追加

片CHでも早く実装して実用性と音を聴いてみたくなりました。

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組み立て前のテストで低域と中低域用パワーIVCだけの動作状態では冬場室温ではケース温度上昇も余りなく参考になりませんでした!

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早速片CH組み上げ ましたので土曜、日曜日試聴して温度上昇状態でオフセット電圧の変化具合と、肝心な音質を確かめたいと思います。

19日追加 

早速音出しですが、電源入れて30分室温12℃ではパワーIVCのケース温度は人肌温度位でまだまだではあります。

エージング不足ではありますが、左右CH比較すればすぐ新型チャンネルフィルター

基盤の方はスコーカーから音が出ていない?

ん~・・スコーカー正面に行くとツイーターと同等レベル位で雰囲気でも出すような音です。

奥行き感が凄いのか?もう片CHが金切音、いや大げさに言うとヒステリック音みたいに比較すると聴こえますが、今迄ヒステリックな音に聴感が慣れていて変な感じです。

中低域と低域での差は今は感じません!が、スコーカーでの差がありすぎて耳がついていけないかもしれません!

※(ただ後でPMLCAP、積層セラミックコンデンサエージングが全く出来ていない事に気付きました。)

両CH変わると雰囲気がまだ変化すると想像できます。

室温が低いせいか2時間聴いた後でもパワーIVCケース温度は少しだけ熱い位でチャンネルフィルターのオフセット電圧変化は12㎷位で低域+側スピーカー端子で+120㎷、低域-側スピーカー端子で-120㎷位で計240㎷の低域ウーハーに直流オフセット電圧が流れていますが、この状態はまだ小さい値と思っています。

両方で早く聴きたくなりましたので、もう片方も仕上げました。

1枚目より2枚目が出來がよいです。ただ入力のオフセット電圧は15㎷

中高域用0.1μFはPMLCAPから積層セラミックコンデンサーCOG特性に興味本位にて変更しました。

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 ※ 中高域の音質が余りにも違った為にフィルターコンデンサーのハンダ付けチェックしていたら、中高域と高域配線が逆と分かりました。

音はすぐ気付いたのにまさか誤配線とは!

でも両CH鳴らしての期待はまだあります。

12月22日追加 

両CH揃いましたので、無音30分エージング後に聴いてみました。

あのインパクトが脳織に残っていて、どうなるのか?

音が出た瞬間、前回誤配線での高域の音をスコーカーで、中高域をツイーターでの再生で帯域と音量差はありましたが、音色での変化はありませんでした。

スピーカーの前での試聴ですが、ホーンスコーカーの指向性何処へいった!音がストレートに飛び込んで来なく、きつくありません!

音の出方は一瞬普通で腰が低くごく自然界に溶け込むような雰囲気です。

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12月20日放送クラシック音楽館のベートーベン、バイオリン協奏曲を聴いてみました。

諏訪内さん寒くはないのでしょうか?

弦楽器低域の量感とバイオリンとの響きが、良くマッチして収録が上手いです。

何より音楽が聴けます。

一連の改善で音の変化過程が体験出来ました。

※チャンネルフィルターのオフセット電圧は上蓋を閉めた状態で十分暖まった状態で上蓋少しづらしてチャンネルフィルター低域出力端子測ると10㎷位と安心!

フィルター素子前を測ったらオフセット40㎷と大きめで、ん~・・出るよな~

 

追悼、犬のチョコちゃんとのエピソード記憶

それは誰もがお昼ご飯を食べている頃の、7~8歳頃お散歩コースの途中の人のいない距離稼ぎの広い公園で、奥の方がこんもり山状態で右側に緩いスロープ30階段上がって30メーターの平地で帰りは左側は階段は無く緩い坂での出来事です。

リードは手で持ってなく、ある距離が離れれば着いて来ますので、奥の方で私はさっさとスロープ階段を上がり10メートル位行ったところで一瞬後ろを振り返ると付いて来ていません!

あれー・・・

スロープ階段を見ても居ない?一瞬何処に行ったのか、うろたえましたが・・・

この日は階段を上がりたくなかったのでしょう!

何時もの行動パターンなので、こんもりした山の見える下中央付近で私の行動を見張っていました。

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こういう目の感じでちゃんと見て知っているよ!

私は思わずチョコちゃん~と叫び坂を走って下り始めました!

チョコも私の行動に何事か?気付き私の方へ走って来てくれました。

私はとっさにチョコを抱えてチョコちゃん~と呼び感激!後でまるで映画のワンシーン

この出来事以後はこのスロープ階段の使用は少なくなりました。

この出来事以降私を見るチョコの観察力に気付かされました、じっと見つめていると心が吸い取られる感じがする時がありました。

プログ引っ越し時古いオーディオ記事はある程度処分しましたが、7年前のチョコとの日常出来事はとっていますので是非見てやって下さい。

 

 

 

 

 

犬のチョコちゃん今迄ありがとうございました。

ダックス犬のチョコちゃん先日12日に死亡して13日本日火葬して17歳4か月の天命を終えました。

今年1月より少しずつ白内障が始まり4月頃に白濁し始めて最近はもう見えずかなり手術とも思いましたが高齢、足も弱りおしっこお漏らしで後を追っかけ板張りの雑巾がけしていましたが、苦にはなりませんでした。

死因はハッキリ分かりませんが、急に息切れ症状で2日目で急に死亡しました。

妻の言うには死の前日予感してかよく甘えたそうです。

私は何時も側にいる存在でした、私も退職後でもあり家族も同然で、ちょっと思い出すだけでも急に涙が出てきます。

もう思い出をたくさんありがとう!もう一度チョコと出会った過去に戻りたい!

7年前のプログでチョコと散歩が思い出の頂点で他色々で大した事はありませんが、チョコの顔が心の奥深く入って毎日浮かび上がり忘れる事等出来ないでしょう!

死亡した時生き返れ~と始め思いましたが、徐々に病状と目が見えない、お漏らしの現実を考えるようになりお疲れさまでしたへと感情が変わりました。

 

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もう死んでいますが、何時までも可能な限り抱っこし、気が済むまで回数を重ね続けていました。

目も開いていると死んだ感じがしません!

焼き場で今度生まれ変われる時は人間に生まれて来いよ~と言いました。

ついでに私の心の中で兄弟にしてくださいと祈りました。

辛い2日間でした。

オーディオプログでなくすいません!

 

4WAYチャンネルフィルター作り直し

何故作り直すのか? 

電流伝送DACのアナログ出力はローパスフィルターは入ってますが、その中にはまだ高周波成分が多く含まれていますので、その信号成分再現を目指してカレントバッファートランジスターFTの高いのに交換します。(改善するのかは分かりません!)

今使用しているチップトランジスター使用4WAYチャンネルフィルター基盤と同じ大きさで出来るか?

目途が付きましたので作業を進めたいと思います。

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基板はアルミ基板でNPNトランジスターは高周波(RF)用4足缶ケースアースの物で、アルミ基板に穴を開けTRを直接埋め込みます。PNPタイプの缶ケースは絶縁して埋め込みますが熱結合もします。

つづく

ACノイズフィルターちょっと修正②

3段ノイズフィルターの2段目のフェライトコア材をもう少し別大きいのに交換してみます。  (これはフェライトの広帯域感よりも中低域のエネルギー感が勝るトロイダル鉄芯トランスが好みであるからです)

ノイズフィルターでトランスの鉄芯コアを使用した記事は見た事が有りませんでしたが、使用してよかったです。

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今回使用のトロイダルトランスは50VAコアの高さが2倍位あります。

トランスの2次巻線を解く時は写真のように綺麗ですが、1次巻線(100V)を解く時は一変でべとべと固めてあり、手も同じようになります。

実はアモルメットコアが後2個あり、もう一組製作予定で線材が足りないので、今回OA用電源ケーブルを剥いだ物でコアの線の巻き数は適当で、OA用電源ケーブルの長さです。

試聴では50VAコア音質の延長線上でより中低域が充実まろやかになりました。

ただ鉄芯トロイダルコアは重ので移動時、配線整形結束バンド部分に負荷がかからないようにします。

追加製作でまだ大きいのでも試してみたいが、聴感帯域エネルギーバランスがどう変化するかが楽しみ・・

 追 題名のない音楽会録画再生でより効果は実感しました。

  ★waka-rukanaさんJH1LHVさんありがとうございます。

  私の昔のコールサインJA6VNAは40年以上使用しなかったら、鹿児島の人が取

  得されていました。

10月22日追加

トランスをどれにするか? トロイダルトランスに拘りはありませんので、COSEL電源GT5 12V9Aの電源トランスを外して使用します。

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2次側18Vの端子を見ると直径2.6㎜位あるエナメル線が直接出ていますが、こんな大きなエナメル線今迄見た事なかったです。

もう一組のノイズフィルターはこのエナメル線を使用したいと思います。

2次側エナメル線を外すと銅板シールドがあり一瞬ビックリ、電磁ショートするのでは?と思ったら一周はしてなく、ちゃんと隙間がありました。

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トランスのエナメル線外しには2次巻線2週、1次巻線5週あり結構な時間がかかりました。

トランスにはバンドが付いていて、取り付け台を外す必要があったので変わりに銅板を巻き付けました。

試聴にあたって前回トランスと入れ替えて試聴してみました。

エージング無しの状態ですが、中低域の豊かさの先は・・・すぐ気付きます、それは妙に安定した中低域の充実感(演奏の中の大黒柱的存在感みたいな感じです)

あ・・言い忘れていました、使用は液晶テレビの電源コードに付けています。

追加

これでスピーカーで聴いてみました・・

エージングの関係で即座にすぐ良いとはなりません!

始めクラシックでエージング、曲はシューマンピアノ協奏曲・・ん~・・何か重心がやたら低い、次チャイコフスキー交響曲第1番を聴き終わった頃から本調子です。

ん~・・何もかも良い!ヘッドフォンを超えた中高音域があり、音の空間合成でしょうか?歌声では現実味があり、中島みゆきさんのライブの歌声は独特で飽きない!

良いか悪いかは別にしてピアノの通常演奏音域が4ウェイスピーカー各帯域で音が出ています。

管楽器の煩さは全くありません!

題名のない音楽会でトランペットを吹くエリック・ミヤシロさん、のきつい吹き方も音が暴れていなくて煩く感じません!

この音を聴いたら、DACアナログ回路でトランジスターのFtを上げたら良くなったので、チャンネルフィルターのカレントバッファートランジスターもFtを上げようと思っていましたが、今はこれで十分な感じはします。

 ※スピーカーで良く聴こえる分ヘッドフォン音質もスライドして良くなってました。ただ中低域の重厚な密度(重厚な風圧感)の差はカレントバッファーの差か? 

スピーカーで良く聴こえる帯域はあったけどよくよく比較するとヘッドフォンより情報量が足りませんのでカレントバッファートランジスターのFtを上げるしかありません、と勝手に思ってます。

ただ小さく作らないとケース内に収まらないのが問題です。

10月31日追加

もう一組2.6㎜位のエナメル線でノイズフィルターを製作してみました。

線径2.6㎜位は大きい!中央鉄芯コア巻き直した時、始めは歪で巻き直したら二度目は鉄芯コアの角がエナメル線の絶縁も剥がして絶縁不良でショート状態・・

これだけビニール線で元に戻そうか!と思いましたが、少しづつ続ける事で

三度目で仕上げました。(コアの角は丸く削りました、熱収縮チューブは二重)

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三つのコアはエナメル線で動かず固定されています。

ビニール被覆電線を線径の大きいエナメル線に交換しただけと思って 早速試聴しました。(フィルターコンデンサーは手持ち品ディップかシルバーマイカ2200㎊、120㎊、12㎊各並列接続×3、ACプラグ側は0.1μF)

ん~・・・違うのですね・・・※後で何か状態の差みたい!

過度特性と言うのか?スッキリながら肉付き良くスケール感が良いです。

でもノイズフィルターでの配線の違いなんだよな・・。

1日クラシック音楽館ベートーベンシリーズの交響曲第1番と2番をこのノイズフィルター使用で録画してみました。

再生での違いは 録画再生したら2倍の差になりえます、特にパッと始めに目立つのがバイオリン高域空間表現のエッジが鋭い!

中高域パワーIVC安定化電源をLiBaTT電源に交換した時のあの独特の高域表現変化を思い出します。

この差は交換しないと

※11月7日追加

 何気なく次のビニール線からエナメル線交換時に高周波性能の良い積層セラミックコンデンサーにしてみようとついでにストック注文!

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普通のセラミックコンデンサーです、ちょっと右写真のようにパラに追加して見ました。

ちょっと試聴しました。(ヘッドフォンで)

大げさでなく驚愕!これで~・・相乗効果か!鳥肌がでました。

まずS/N感の良さダイナミックで音量アップ、次に妙に3次元的でクラシック音楽館のベートーベン交響曲第1番だと各楽器が響きと共に分離して聴こえます。

もう極端に言うと楽器の演奏ホールでの響きを聴いているようです。

その立体的響きの再現が綺麗で見事、S/Nの良さが細かい高域ニュアンス等の表現に寄与くれます。

聴けば幾らでもの時間聴いていられます。

映像も違います、照明の当たり具合と発色、妙にコントラストの奥深い画像!

この表現は安物デジタルカメラでの投稿は無理でした

11月21日追加

巻線は太めのエナメル線が良さそうなので、ヤフオクで2.6㎜/10m×2組購入して見ました。

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早速前回のエナメル線とで太さを比較して見たら、前のが太い!3㎜なのか?

ややビックリですが、2.6㎜の方が使い易いでしょう!