ACノイズフィルターちょっと修正②

3段ノイズフィルターの2段目のフェライトコア材をもう少し別大きいのに交換してみます。  (これはフェライトの広帯域感よりも中低域のエネルギー感が勝るトロイダル鉄芯トランスが好みであるからです)

ノイズフィルターでトランスの鉄芯コアを使用した記事は見た事が有りませんでしたが、使用してよかったです。

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今回使用のトロイダルトランスは50VAコアの高さが2倍位あります。

トランスの2次巻線を解く時は写真のように綺麗ですが、1次巻線(100V)を解く時は一変でべとべと固めてあり、手も同じようになります。

実はアモルメットコアが後2個あり、もう一組製作予定で線材が足りないので、今回OA用電源ケーブルを剥いだ物でコアの線の巻き数は適当で、OA用電源ケーブルの長さです。

試聴では50VAコア音質の延長線上でより中低域が充実まろやかになりました。

ただ鉄芯トロイダルコアは重ので移動時、配線整形結束バンド部分に負荷がかからないようにします。

追加製作でまだ大きいのでも試してみたいが、聴感帯域エネルギーバランスがどう変化するかが楽しみ・・

 追 題名のない音楽会録画再生でより効果は実感しました。

  ★waka-rukanaさんJH1LHVさんありがとうございます。

  私の昔のコールサインJA6VNAは40年以上使用しなかったら、鹿児島の人が取

  得されていました。

10月22日追加

トランスをどれにするか? トロイダルトランスに拘りはありませんので、COSEL電源GT5 12V9Aの電源トランスを外して使用します。

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2次側18Vの端子を見ると直径2.6㎜位あるエナメル線が直接出ていますが、こんな大きなエナメル線今迄見た事なかったです。

もう一組のノイズフィルターはこのエナメル線を使用したいと思います。

2次側エナメル線を外すと銅板シールドがあり一瞬ビックリ、電磁ショートするのでは?と思ったら一周はしてなく、ちゃんと隙間がありました。

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トランスのエナメル線外しには2次巻線2週、1次巻線5週あり結構な時間がかかりました。

トランスにはバンドが付いていて、取り付け台を外す必要があったので変わりに銅板を巻き付けました。

試聴にあたって前回トランスと入れ替えて試聴してみました。

エージング無しの状態ですが、中低域の豊かさの先は・・・すぐ気付きます、それは妙に安定した中低域の充実感(演奏の中の大黒柱的存在感みたいな感じです)

あ・・言い忘れていました、使用は液晶テレビの電源コードに付けています。

追加

これでスピーカーで聴いてみました・・

エージングの関係で即座にすぐ良いとはなりません!

始めクラシックでエージング、曲はシューマンピアノ協奏曲・・ん~・・何か重心がやたら低い、次チャイコフスキー交響曲第1番を聴き終わった頃から本調子です。

ん~・・何もかも良い!ヘッドフォンを超えた中高音域があり、音の空間合成でしょうか?歌声では現実味があり、中島みゆきさんのライブの歌声は独特で飽きない!

良いか悪いかは別にしてピアノの通常演奏音域が4ウェイスピーカー各帯域で音が出ています。

管楽器の煩さは全くありません!

題名のない音楽会でトランペットを吹くエリック・ミヤシロさん、のきつい吹き方も音が暴れていなくて煩く感じません!

この音を聴いたら、DACアナログ回路でトランジスターのFtを上げたら良くなったので、チャンネルフィルターのカレントバッファートランジスターもFtを上げようと思っていましたが、今はこれで十分な感じはします。

 ※スピーカーで良く聴こえる分ヘッドフォン音質もスライドして良くなってました。ただ中低域の重厚な密度(重厚な風圧感)の差はカレントバッファーの差か? 

スピーカーで良く聴こえる帯域はあったけどよくよく比較するとヘッドフォンより情報量が足りませんのでカレントバッファートランジスターのFtを上げるしかありません、と勝手に思ってます。

ただ小さく作らないとケース内に収まらないのが問題です。

10月31日追加

もう一組2.6㎜位のエナメル線でノイズフィルターを製作してみました。

線径2.6㎜位は大きい!中央鉄芯コア巻き直した時、始めは歪で巻き直したら二度目は鉄芯コアの角がエナメル線の絶縁も剥がして絶縁不良でショート状態・・

これだけビニール線で元に戻そうか!と思いましたが、少しづつ続ける事で

三度目で仕上げました。(コアの角は丸く削りました、熱収縮チューブは二重)

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三つのコアはエナメル線で動かず固定されています。

ビニール被覆電線を線径の大きいエナメル線に交換しただけと思って 早速試聴しました。(フィルターコンデンサーは手持ち品ディップかシルバーマイカ2200㎊、120㎊、12㎊各並列接続×3、ACプラグ側は0.1μF)

ん~・・・違うのですね・・・※後で何か状態の差みたい!

過度特性と言うのか?スッキリながら肉付き良くスケール感が良いです。

でもノイズフィルターでの配線の違いなんだよな・・。

1日クラシック音楽館ベートーベンシリーズの交響曲第1番と2番をこのノイズフィルター使用で録画してみました。

再生での違いは 録画再生したら2倍の差になりえます、特にパッと始めに目立つのがバイオリン高域空間表現のエッジが鋭い!

中高域パワーIVC安定化電源をLiBaTT電源に交換した時のあの独特の高域表現変化を思い出します。

この差は交換しないと

※11月7日追加

 何気なく次のビニール線からエナメル線交換時に高周波性能の良い積層セラミックコンデンサーにしてみようとついでにストック注文!

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普通のセラミックコンデンサーです、ちょっと右写真のようにパラに追加して見ました。

ちょっと試聴しました。(ヘッドフォンで)

大げさでなく驚愕!これで~・・相乗効果か!鳥肌がでました。

まずS/N感の良さダイナミックで音量アップ、次に妙に3次元的でクラシック音楽館のベートーベン交響曲第1番だと各楽器が響きと共に分離して聴こえます。

もう極端に言うと楽器の演奏ホールでの響きを聴いているようです。

その立体的響きの再現が綺麗で見事、S/Nの良さが細かい高域ニュアンス等の表現に寄与くれます。

聴けば幾らでもの時間聴いていられます。

映像も違います、照明の当たり具合と発色、妙にコントラストの奥深い画像!

この表現は安物デジタルカメラでの投稿は無理でした

11月21日追加

巻線は太めのエナメル線が良さそうなので、ヤフオクで2.6㎜/10m×2組購入して見ました。

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早速前回のエナメル線とで太さを比較して見たら、前のが太い!3㎜なのか?

ややビックリですが、2.6㎜の方が使い易いでしょう!