更なる高音質を求めてのヘッドフォンアンプの製作がスタンバイしていますが、考えと手持ち部品が一致しないところがあり、次々購入すると、もう部品だらけの○○屋敷になりかけますので思案停滞中です。
その中液晶テレビ音源で、システムLSIの4.3V電源のLiBaTT並列駆動はエージング効果なのか、3か月前にLiBaTT並列駆動の効果が分からなくなり、接続していませんでした。
最近ふとLiBaTTジャックまでの本体側配線が15㎝位あるので電磁波を拾うのを防止するために配線を外すか、終端はデカップリングコンデンサーを付けていますが先端も付けた方が良い事に気付きました。
DCジャック後面には積層セラミックコンデンサは付けにくく、LiBaTT並列駆動復活でプラグ側にコンデンサは付けました。
システムLSI4.3V電源のLiBaTT並列駆動は単独のLiBaTT電源(4.2V)が良いのは確認済みです。
聴感は変化には敏感です。3か月前とは改善で進化してるとは言え、音が出る以前に空気感が柔らかい静かな雰囲気です・・・が、これも数日聴けばエージング作用にて聞き分け出来なくなるのでしょうか?
改善ばかりならよいですが、LiBaTT維持のメンテナンス、発振と隣り合わせのカレントバッファー等、良い音質を求めるには不安定要素も増えてきました。
8月27日追加 (久しぶりの追加です)
ヘッドフォンアンプ製作のスイッチが入り始めたのですが、その前に妙にDACアナログLiBaTT電圧±12Vを±8Vにしたらどんなになるか急に興味が湧いてきました。
今迄に散々試して±12Vに落ち着いていましたが、また大分条件が変化しましたので改めて聴きたくなりました。
(今迄に散々試したのは、パワーIVC初段2SK117での相性が良かっただけ!)
試聴結果では±12Vより±8Vの方が天井は低くなった感じはしますが、重心が低くなり低い音域が伸びます、何よりも聴いていて空間表現と耳当たりが良く心に響きます。
何て大げさな表現と言われそうですが、ダイナミックレンジが少し上がったように聴こえて、高性能高感度マイクで収音したように聴こえます。
もうこの音を聴いて頂き賛同者を探します。
トランジスター回路ではバッテリー駆動電圧ば低い方が、電源インピーダンスとプラスαがあるみたいに思えます。
追加
あ~・・もう一つあった!
Ni-MHのエナジャイザー8本直列10Vです。(今はチャンネルフィルター電源に使用)
これで聴いてみると魅力だった独特の高域の質感が和らいだ感じでこれも悪くありません!(あれもこれも聴いて堂々巡りになりそう)
これは8本直列だから内部抵抗は高くなりますが、パワーIVC初段高周波MOSFETの相性範囲が広い事でしょうね!
28日
DACアナログLiBaTT電圧±12Vを±8Vにしてスピーカーにて聴いてみました。
厄介なのが電源電圧を変えるとオフセット電圧が発生する事です。
DOA接続ウーファーにて始め250㎷のオフセット電圧ですが、無視して聴いていくと中低域帯音質が充実してよいです。2時間弱の試聴でパワーIVCが熱くなって良い状態で聴けるのは40~50分、住宅事情もあり週1回位の試聴です。
※ ただこの音質もDACデジタル電源はラミネート形のLiBaTTでこれを18650型に変えると音質が変わり台無しになります。
(9月22日追加で、DACアナログ電源散々書いた後にラミネート形LiBaTT±12Vが抜群に変更です)
追加にて移動 独自ガラパゴスか井の中の蛙大海を知らず?
(試聴独自メモの関係で移動しました)
私の液晶テレビ音源音質は、ほかの処で鳴らした事はありません!
そこで比較的近くの音楽館に持ち込み、ヘッドフォンアンプ出力にてどの位の音質で聴けるのか?訪問させて頂きました。
まず液晶テレビ音源音質をヘッドフォンにて館長、アシスタントさんに聴いて頂き、アキュフェーズメインアンプ、中央スピーカーにて音出しして頂きました。
真空管アンプがお勧めとの事でしたが、今回はアキュフェーズアンプでした。
アキュフェーズメインアンプもエージング時間は必要のようです。
聴きどころの確認は、ヘッドフォン音質からどの位の情報量の減少するか?でと、我が家のスピーカー音質の違いです。
試聴追加で、音源ソース機器が変わった事によって、マルチ各ウニットの音量レベルが若干必要と思いますが、LCネットワーク方式とマルチアンプ方式の違いを感じます。
次にホーン特有の音に関してこれはメインアンプ又はLCネットワークから出ているのか?興味が出てきました。
アシスタントさんの真空管アンプが音が良いと言われたのはLCネットワークとの相性?
私の装置の改善過程が次々と思い浮かびました。
※ 音楽館 館長の感想は液晶テレビ音源自体に興味を寄せられました。
※ アシスタントさんのヘッドフォン試聴感想は、私の印象に残った言葉では、ユニバーサルミュージック配給ジョンウィリアムズ作曲ジョンウィリアムズさん指揮映画音楽「ジェラシックパーク」では満足の表情で、ソプラノ歌手森麻季さんの歌声では脳天から上に突き抜ける感じと表現されました。
評価は本人に直接聞いた方がリアルです。
追加
音楽館のスピーカーで聴いた事で、私の製作したパワーIVCでも鳴らしてみたくなりました。
その前にヘッドフォンアンプのゲインはどの位あるのだろうか?
そこでヘッドフォンアンプ出力に片方ですがビクターGB-1で鳴らしてみました。
ヘッドフォンアンプですが、電源電圧が低いだけのパワーアンプで音質上のハンディはありません!
片方ですがこれで聴くとスピーカーの能率が低くて、音量も通常聴く音量も若干小さくて高域も低域も出ないので小型スピーカーで聴く必要性が無くなりました。
音量を上げるにはDACアナログ回路のATT抵抗24Ωを39Ωか56Ωへの変更が必要です。
10月6日追加 (相変らずの追加です)
DACのデジタル電源(正確にはPICと表示等含む、ジッタクリーナ電源)でLiBaTT 18650からラミネート形でこれ程音が変わるとはなぜ?・・・
今迄に導電性高分子アルミ個体電解コンデンサから積層セラミックコンデンサに交換した事で音質改善がありましたので、残り6個も段階的に音質確認しつつ交換しました。
ここでも先ほどのデジタル電源使用の2個の取り外しが有効で容量より質でしょうか?
改めて確認すると、差は変わりなく音質はスライドしました。
もうDACの改善余地が無い!位で、18650、ラミネート形の音質の違いは好みでの楽しむ事になりました。
デジタル電源での18650型は重心が下がり好ましい傾向ですが、活気とか弾む感じが減少してつまらないです。
それに比べてラミネート形では低域の弾み感で音量も増して聴こえます、弦楽器管楽器共響きが良く聴こえて心の中に沁み音楽性があります。
ん~・・・でも両立した音質が欲しい!
秋月電子通商には積層セラミックコンデンサの多数パラ接続した基盤もあり、これを使用すれば良い感じもします。
10月9日追加 土曜日
土曜日はスピーカーで聴く日です。
DACから導電性高分子アルミ個体電解コンデンサを外しただけの音ですが、これが信じられない位の変身ぶりで、スピーカーで聴くと更にライブ感満載!
中低域と低域がたっぷりで、しかも弦楽器管楽器の響きも格別で声は別次元かも!
これは放送局の収音さんの職人域か?当然生歌より良い音と思います。
エレキのベースの音は出過ぎでバランス欠いて台無しです。
ヘッドフォンの音と比べてスピーカーの音も良いと感じたのは初めてです。
DAC出力の情報量がチャンネルフィルターでの情報量減少を上回った事なんでしょう!
パワーIVCでのエージング前と後との差が若干少なくなりました。