前回で完璧のつもりが電源と入力ベースのデカップリングコンデンサーエージングで
前進! ともう一つ気になる事がありました。
それはアルミ箔充填具合です、少し多めで上蓋を閉めるとぐーと音程が下がり、高域から低域成分迄もっと底の方へ帯域移動で、始めはジッタクリーナの精度が良くなったように思っていました。
上蓋を開けると途端に高域が晴れる!
色々弄くり回すと今度は右側音量が低下してきました?
右側だけだとDSC回路ですが、もう不都合になる心当たりがない!シールド銅板動かすと解決ですがショートでもするんだろうか?
シールド銅板は両横曲げて厚紙をひきました。
アルミ箔の充填量は難しい!量とか加減して何とか高域と低域の聴感両立を満足させました。
10月15日後で判明 黄色い円の部分の箔が断線はしてませんが黒くなっています。
拡大すると汚いハンダ付けで、修正する時にデカップリングコンデンサーの追加容量アップしようと思います。
電源デカップリングコンデンサーのエージング効果もあり題名のない音楽会9月12日放送、辻井伸行さん演奏ベートーベン作曲「月光」ピアノ演奏ではピアノのの音色を生かしきっています。一楽章の低音部重厚な響き右手の単調ですが合う響き、二楽章の明るい鍵盤タッチと切れ感!三楽章の目まぐるしい展開ですが音色を超満喫できます。
楽器の音色が良くなるとは倍音成分、響き、高域の伸びと切れ感とつくづく思います。
もう一つクラシック音楽館9月13日放送山田和樹さん指揮での事で音の解像度が分かる事がありました。
一曲目は武満徹作曲、弦楽のためのレクイエム
一枚目写真が指揮者が入場して二枚目写真でボソッと言葉が聴きとれました。
たた○○○○~ 何と言われたのでしょうか?答えはコメント欄です。
あれ~・・この言葉は佐賀か福岡?聴き慣れた言葉です。
でも山田和樹さんは神奈川県出身でこう言うのか?
観客が少ないので聴きとれたのか?S/Nが良いのは間違いないようです。
この状態でキープします。
10月10日追加 スピーカーで聴いてみる
エージング前では随分高域の通りも良く改善しました、低域も出ますが情報量(重厚さ)が足りません!
一時間以上位エージングすると重厚さも出ます。
エージング後の音は素晴らしい!もう重厚さとはホール演奏では低音域の柔らかい弾む音、高音域では曲によっては漂うように上へ抜ける表現になります。
辻井伸行さんのピアノ演奏「月光」では音色の捉え方が素晴らしくて側で聴いている感じがします。
しかしコンサートαで反田恭平さんが弾いたショパンの華麗な大ポロネーズはあまり良く聴こえない!ちなみにヘッドフォンでは良いですがFAZIOLIピアノの音色の再現がホーンスピーカーでは難しいようです。
好きでも嫌いでもない音色ですが、反田恭平さんが弾くからよく聴こえるかも!
オンマイクで歌の表現では豊かで丸味が出ますし断然こちらの方が良いです。
総合的に中域の明るさが少し加わると尚良いようです。
ただ試聴時間が2時間位で満足な音で聴くのは正味30分位、1時間半は少し我慢で無音でエージングしても若干短くなる程度です。
出力のSICMOSを新しい世代のに交換したら良くなるかも?と思っていますが出費と交換には今は無理です。(この悩みは私だけなのか?)
アイドル電流値を多くすれば出力のソース抵抗付けていないので、放熱器温度は早く熱くなりますが、熱平衡温度が上昇し放熱器容量を少なくした事と同じような?
12日追加
昨日何時もと同じようにクラシック音楽館録画の為にテレビ移動・・
電源入れると小さくパッン、電源エラーランプ点滅
電源入れ直しても状態変わらず! LEDが点灯するなら4.2V電源はOKです。
ストックの電源基盤入れ替えると動作OKで、調べると電源整流ブリッジダイオードリード線のAC入力側がハンダ不良でした。
でも今迄こんな状態でよく電源が入ってたな~と感心します。
この日のクラシック音楽館録画は予備の32BHR3のみになりました。
電源基盤外したついでにノイズフィルターが二段付いていますが、外付けノイズフィルター製作時、比較的コンデンサーの容量値が少ないほうが良かったので、基盤のコイルは細く多く巻いてあるのでコンデンサーの容量値を0.1μ+2200PFから手持ちの0.1μ+470PFへ変更しました。(後で0.1μは必要なのか?)
ん~・・試聴では容量値が少ない方が効果があります。
ついでに本体電源基盤の底側にアルミ箔を引きひきましたが、こちらは音質上変化は無しでした。