個性的ヘッドフォンアンプの製作③

やっとテスト済基盤が出来ました。

2段目差動2SA1313Hfe測ったら380と高かったので、初段は安定度が良い2SK246にしました。

出力ドライブは外形が比較的小さい2SD468,SICMOSはC2M0080120です。

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余程の取り付けミスをしない限り正常動作すると思いますが、電源極性の逆接続とショートが無いか確認はします。外観のサイドウッドを取り付ける前に早くどんな音かは聴いてみたいです。

基盤テストでは帰還抵抗は1㏀で2段目位相補正は積層セラミックコンデンサ12㎊付けています。

発振の兆候はみじんもありません!出力のアイドル電流は100~150mAに設定、

オフセット調節VR10Kはチップ抵抗4.7㏀×2と1㏀でしています。

※追加

スライドVR取付け配線して通電すると、あ~・・何かすぐ焦げ臭くなった!

発振だろうか?調べると出力ドライブTRのB-Eオープンで交換すると再び動作します。

翌々基盤配線点検すると出力ドライブTRのエミッター抵抗300Ω(150Ω×2直列)が空白パターンが狭かったので片方のチップ抵抗がショートした形となり、エミッター抵抗300Ω動作が150Ωでの動作となっていました。

ところで300Ωになるように修正して動作させると、いきなり過電流となりました。

アイドル電流変えようとしてもダメで発振かも?2段目のHfeが高すぎるのだろう。

ん~・・基盤は別の形で作り直すか? 今迄の苦労が無駄!か?・・

新しい事すると初めの基盤は没の事が多いです。