次はCOSEL GT2.5 24V-1.5A×2台の改良です。
前回の電源改良は良い意味でショックでした。ヘッドフォン試聴ではありますが、オーケストラ演奏等でのスケールアップです。
液晶テレビHDの容量がまた残り少なくなり、古い録画を消去していましたが、どうしてもロジャー・ノリントンさん指揮のベートーベンシリーズはノン・ビブラート奏法で独特の響きがあり、最新録画比較したら少し音質面で劣っていたのですが、これが見事！それもパワーIVCの電源でです。
それを確認したら、続けるしかありません！
このCOSEL電源のでは、古いのと新しいのでは基板が変更されていました。
電源トランスの二次側はAC26Vの出力で整流すると40V位になります。
ささやかな抵抗ですが二次側コイルを解きAC24Vで無負荷にて整流出力DC36Ｖにしました。
基板はDACで使用しなくなった5ＶREG基板を活用します。
整流SICダイオードはトランス下にアルミ板を敷いてそこに取り付けます。
レイアウトが良く配線を短くできます。今回の±電源は、＋電源2台でします。
**追加
新と旧同じ構造と思っていたら、新の方 あ～・・トランス取付け位置が若干上で同一には作れません！
トランス取付け金具を上下逆に取付け上の基板スペース確保したら下の方アルミ板が入りません！工夫するしかありませんが、後回しです。
*** 勘違いがありました。
今回のパワーIVC電源でどうしてこんなに音質向上！と思っていたのですが、他の電源もそこそこ良いです。一番の要因は液晶TV電源のLiBaTT並列接続使用で、液晶TV電源リモコンOFFで液晶TVの内部電源でそこそこLiBaTT充電されると思っていたのでBaTT充電していませんでした。
液晶テレビ内部電源電圧24ＶでLiBaTT満充電電圧25.2ＶでどうやらLiBaTTの真価が時間経過で発揮されていなかったようです。
近頃頻繁に外部電源にて充電していてLiBaTTの真価が発揮されいるようです。
14日追加
パッパーと出来そうで出来ません！
これを完成させても半分だけ、どうせならNND30-1515±15V電源をトランス容量アップと回路の作り直ししても製作時間は変わらない位だと思いましたので、製作順番間違えたようです。
15日追加これは完成
完成しましたが、途中道のりがありました。
基板を見ての通りドライブのダーリントン接続がシングルにと制御の位置が変わっています。
それにもう一つ、これも不確認にて電源平滑コンデンサーの極性を逆に接続していました。
仮配線で電源入れた時、制御出力電圧が25Ｖで２～3秒後にはどんどん電圧が低下していきます。あれ～・・・トランスからぐじゅぐじゅ異音が出てきました。
その時電源平滑コンデンサーには22Vでていました。
SICダイオードは無事！トランスも無負荷でAC24Vで大丈夫でした。
電源平滑コンデンサーは大丈夫か？極性を繋ぎ変えて電源を入れると始めは30Vで５分位で31～32Vになりました、でも低いか？
前回の電源を考えた時、１１5V入力２４Vトランスで両波整流でDC30Vの整流出力がありましたので、これはAC100Vのトランスで入力ブリッジ整流、考慮に入れて31Ｖは十分な出力電圧で平滑コンデンサーはそのまま使用する事にしました。
次が・・制御出力が25Vのまま電圧可変VOL回しても変化ありません！ ドライブのダーリントン接続を戻しましたら良くなったと思ったら、25Ｖのまま変化なしに・・・
ドライブの2SC1775はHfe550位、Hfeが高いのか？ダーリントンに使用していた2SC876DのHfeは80でこれに繋ぎ変えてテストするとOKでした。
電源負荷テスト18Ｖにて電流２A中（自動車ランプ使用）、あちこち電圧測って見ると整流出力電圧は26Ｖに低下して、18Ｖも16Ｖに低下します。
でもSIC2450KEのドレン、ソース間動作電圧10Ｖは高すぎでしょう！ それで比較的VGSの低いのと入れ替えてみましたが同じ結果でした。
以前は7Ｖの記憶でしたが・・あれはパラ接続！で・・
音質が良かったからしょうがないか！
冬の室内温度が関係しているのか？パワーIVC制御で動作電圧10Ｖは高すぎですが確認は出来ませんが、SICの制御が熱くなると音が良くなるのは確かです。
この電源は元々２４V１．５A仕様だから良しとします。
***もう一台ですが順番を変えて
NND30-1515±15Vの改良をします。
後２４V位のトランスは２個ありますがオレンジラベルの方が若干ですが小さくこれを使用します。
もちろんケース内には収まりませんので右側面に取り付けますがケース寸法にマッチしています。トランス引き出しリード線径大きいのでどうしよう！
