パワーIVC用15~22.5V可変電源製作

あけましておめでとうございます。今年最初の投稿となります。
今回は電圧と電流少し今迄より大きめの電源となります。
電源はCOSEL GT4 24V4Aのケースのみ採用しました。
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電源トランスは手持ちの一次AC115V、二次側24V100VA×2がケースに収まりそうです。(両波整流とします)
トランスの二次側巻線は1ターン解きエナメル線直出ししています。
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手持ちの基板も放熱板に取付けられる丁度良いサイズのがありました。
缶タイプのツェナーダイオード(7.2V)にはIDSSの値が多い2SJ103、10mAにて流しています。基板上に付いている丸ピンにススム抵抗は動作テスト用で、赤黒のリード線にて前面パネルに付ける可変VOLに接続します。(パワーIVC発熱の点で冬と夏ではアイドル電流又は電圧の変更が必要です。)
マイナス電源基板は製作中ですが、たぶん発振して位相補正が必要となるでしょう!
それと整流ダイオードの放熱と取付け位置はどうするか?
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平滑コンデンサーはブロックコンにと容量は・・・手持ちシルミック4700μF/50Vがありますのでちょっと比較してみたいです。


7日追加
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マイナス電源基板も無事完成
基板の入出力コンデンサーの値は100μF/50V大きめとドライブTRのHfe値は100位と低めを選定しました。

次に気がかりなのが、トランスの容量アップと平滑コンデンサー15000μFでもSICダイオード(SCS106AG)がサージ電流に耐えられるか?
無負荷時の電圧とレギュレーションを確認して見ます。
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1個300円のSICダイオード(SCS106AG)で大丈夫のようです。
無負荷時は30V、ちょっと負荷に+側と-側電源60Vに100Vの電球を点灯して700mA位流したところ電圧降下は1.5Vで28.5Vになりました。
出力電圧設定にもよりますが、まー良いと思います。
冬の室内温度では700mAの電流に対して、ダイオードの放熱板は温まりません!
SICダイオード動作はある程度温度が上がってVF値が下がった方が良いのかなと思ったりもします。(SICパワーIVCの感覚で)
9日追加(完成)
電源ライン線を奮発して銀メッキ線口径の大きいのを採用しました。
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カップリングのラムダーコンデンサー等はもう在庫無くなりましたのでシンプルに付けないで、±16.5vでヘッドフォンアンプで試聴してみました。

あ・・・こちらが断然良いです。あ・・~は今迄の電源が格下に聴こえる感じがします。
また電源作り直さないといけないので、疲れます。
銀メッキ線の口径の大きいのは高いので、配線の時ちょっと長めに切ってが出来ません!
電源平滑のブロックコンも同じ物はありませんので、同じ物は作れませんので、バラバラな内容となります。
ちょっと前に製作完成したNND30-1515±15V電源3台は使い道が無くなり、次の製作の部品取りとなりそうです。
28日追加
こちらもトロイダルトランスの二次巻線追加してAC26V両波整流後DC36V出力になり使いやすくなりました。