NND30.1515 1.3Aの改造

寝かしたままでは勿体ないので、ついでのつもりが新たなる貴重な体験! となりました。
このNemic-Lambda電源は、トランスがEIコアーで出力制御がFETのパラ接続で、プラス側とマイナス側では放熱が違うし、回路が全く分からず基板より配線パターンを追う気にもならない複雑パターン!
トランスのEIコアーの音質を確認するのと、SICMOSはVgsが高い電圧を必要とするので放置在庫SCT2450KEC16個のを使用する事にしました。
ところで作る回路は、COSEL電源と同一回路です。
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まず基板を丸裸!にして、部品配置と配線パターンを利用して配線するかです。
この基板に付いている出力制御×2個はマイナス電源用のものです。
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プラス用は右写真2個、本来パラ接続は電源ダイオードのパラ接続と同じで余り意味ないとしながらも、SICMOS SCT2450はいっぱいありますので気にしません!
ところで写真では一気に完成です。
ところで一番気になるのが音質!
COSELと同一位までの音質となるか?との思いで仮組み立てで早速試聴・・・
あれ~・・・何と予想に反して好音質
ツェナーダイオードの缶タイプに交換した時の傾向と同じです・・
これはEI電源トランスの音質!又はSIC MOSパラ接続によるものか?いろいろ考えている中で、シングルドライブパワーIVCで出力はSCT2450での音質評価が音が濃いとの表現があったのを思い出しました。
これと同じ、この電源も音が濃い表現にピッタリ!奥行きも素晴らしい!
どうも私感ですが、SICMOS SCT2450の音質ではないか?と思い始めました。
これは製作したばかりのCOSEL電源も、出力制御はSCT2450に変更したくなるほどの差です、(前の製作で基準電圧抵抗分割とツェナーダイオードの缶タイプ以上の差です)
もう一台NND30-1515 1.3Aはありますが、これも電源ダイオードはSICに交換しているので、これも早々にしたいと思います。
*少しばかりDACアナログ基板交換した差もあるかも知れません!
早々に追加
ところでSICMOS SCT2450KECの今の値段は幾ら何でしょう!
デジ.キーで調べて見ると、何と1個586円と 安い! 少し前だったら気にもしなかったでしょう!
今はVgsを除いて586円は魅力的になりました。
ロームは他の型番も音質が良いのかも知れません!

**  終わりの組み立て
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SIC整流ダイオードは電流流すと加熱しますのでL型アルミ板を追加しました。