電源制御SCT2450KECは本当に良いのか?

電源制御SCT2450KECは本当に良いのか試すには、もう1台で交換してみる事です。
今回はCOSEL GT2W±15V0.6Aで試みます。
前回迄出力制御はグリーのC2M0080120でしていました。
出力制御を交換する前にツェナーダイオードの缶タイプに交換と電圧調整抵抗値の変更でとりあえず音質確認します。
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ツェナー取付け場所は、ツェナーのデカップリングコンデンサーを外し取付け。
また、ICの集合抵抗はいらなくなり外して、その空き穴を利用してツェナーの電源供給抵抗を付けました。
これまでの音質は、Nemic-Lambda電源の改良型と比較さえしなければ何不足ありません!回路も同じ、制御を除き素子も一緒で、音色も同じ傾向なのですが、・・・
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次、電源制御グリーのC2M0080120を交換してみます。
SICMOSの値段は断然SCT2450KECが安いです。
交換後の試聴はやはり素晴らしいです。

ヘッドフォン試聴ですが、表現の言葉は色々ありますが、再生音から抜け出している感じさえします。(ダイナミックで音色の表現が素晴らしい!)
パワーIVCではVgsが高くて使いずらいでも、この電源使用では持ってこいと思います。
パワーIVCにローム製SIC MOSを使ってみたくなりましたが、その先の音とはどんな感じになるのでしょうか?
追加
早々にもう一つCOSELGT3.5W±15V1.9Aです。
こちらは、初期改善の時にマイナス側位相補正コンデンサーのはんだ付け忘れで高音質になった事を思い出しました。
音質はマイナス電源の方がウェイトが多いのか?
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プラスとマイナス同時に交換せず、マイナス電源のみ出力制御をSCT2450KECに交換して試聴してみますと、ちゃんと改善効果があります。
私には、説明は出来ません!
パーツが足りない場合のテストでは、これで行けます。
SCT2450は何年も在庫してて、要約役にたちました。
金田先生のシングルドライブパワーIVC発表の時は、何でVgsの高いSCT2450を使用するのだろう? ロームが好きなのか!と思っていましたが、
安いし、この音を今聴いて納得しています。
こんなに良いのに早く使用すれば良かったのにと、後悔しています。
(ちょっと追記ですが、時期もありますよね!電源IC723缶タイプは最近入手→缶ツェナーダイオードの缶タイプに進展して今だから)
追記
後残るはLiBaTTとの比較ですが、コーセル電源制御をSCT2450に交換する以前は中低域感が良くLiBaTTを超えたと思っていたのですが、電源制御をSCT2450に交換後はこちらが良くて、LiBaTTとの瞬時電源コネクター抜き挿しテストでは、期待したのですが互角!
パワーIVC素子が良い電源の方でエージングされるのでしょうか?
感覚では、当然重厚な躍動感でSCT2450の勝ちなのですが、瞬時切り替えではパワーIVC素子または聴感が追従できないか!
音のバランスでプラシボー効果だったなのかも知れません!
困惑しましたが、内心ほっとしたのかLiBaTTの音は越えなくて聴感の方が正解でしょうね!

*** またデジ・キーに1万円未満の16個注文しました。
Vgs高くてもいい!肝心なのは音ですから・・・
で・・・パワーIVCの電源電圧は、この改善した電源±18Vに変更で動作させたい。
あきれる程中断の、中高音用パワーIVC製作に意欲が湧いてきました。
18日追加
意外なもう一つは、COSEL電源とNemic-Lambda電源音質の違いなのですが、当然EI電源トランスよりトロイダル電源トランスのCOSELが良いと思ったのですが、Nemic-Lambda電源の方が好みなのです。
トロイダル電源トランスの取り出しリード線の質は悪いのですが、この差は何なのか?COSEL電源は整流ダイオードの放熱に問題があり、また改善が必要になりました。
EI電源トランスはでかいイメージですが、Nemic-Lambda電源の外観は容量に対してでかくはありません!
(* 電源制御のパラ接続が関係しているのか?)
Nemic-Lambda電源より始まった、意外とダメ元でやってみた事が好結果でした。
20日追加
デ・ジキーに注文していたSCT2450KEC×16個入荷しました。
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今迄8個使用したので、計24個になりました。
再度VGSを測りペア選定し、パワーIVC製作しますが、二段目TRにTO18タイプを使う事にしました。