密閉型ヘッドフォン改善の再確認

久しぶりの更新です。
ヤフオクオーディオテクニカのATH-W1000Xを見たらそんなに高くない出品です。ネットで試聴感想みていたら低音が良く出て全体に密閉型特有の篭りがないとの評価ですので落札してみました。
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早速試聴!
ん~・・その前にヘッドフォン持ってみると軽い!
木製ハウジング叩くとよく響いて何かプラスチック見たいな感じです。
音はネットの評価通りですが、やはり今までの改善ヘッドフォンと比較すると、重さの違う分の差があります。ハウジング部分の響きはよく聴くと浮ついた音で、ある音域では濁りとなって聴こえてきます。
あ~これも改善しないと比較にならない!
そこで改めてATH-W10VTGの再点検を試みる事にしました。
開放型ATH-AD2000との比較で不満な点は低域が出ないのと、篭ってはいないのですが、音に癖がありなだらかでありません!
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そこで少しブチルゴムを少し減らしました。
これで試聴したら悪くありません!
只、聴いていると歌が

カサ付いて聴くに耐えられません!木製ハウジングはダンプして余計な響きはありません!
吸音材を入れていないのが原因かも知れません!
早速吸音材をワンターン巻いて聴くと音がガラリと変化しました。
歌のカサツキどころか全体が滑らか!音域での変化はありません!
木製特有ハウジングの音が気になりません!無くなったのか?
今迄密閉型特有ハウジングの音がすると言っていたのが嘘みたいです。
ただ目標のATH-AD2000と比較すると、こちらは解放感があり試聴空間に制限がなく、伸び伸びと音域が素直でスムーズに繋がって聴こえます。
今回改善したW10VTGは唯一、試聴空間が有限(演奏ホール)で篭り等は全くありませんが、バックチャンバーの影響でしょうか?
滑らかさとか潤いはこちらがありますので差し引き互角になりました。
W10VTGが良くなりましたので、W1000Xの改善はすぐする必要もなくなりましたが、W5000の追加改善に希望が出てきました。
追加
W1000Xの方もドライバーのマグネット部分にブチルゴムを貼り、
木製ハウジング部分はパソコンHDDの防振ケース内にある少しジェル状の防振材を貼りました。
ケーブルはハウジング本体引き出し部分の加工が簡単でないようですのでそのまま使用します。
防振はW10VTGはハウジング叩くとコンコン音ですがW1000Xは鈍い音のトントンで若干未だ響きはあります。
試聴ですが極めて明るく中高音に艶があります。W10VTGと比較して音程が高い方に移動したのではなく低音域もそのままです。
いやこちらが低域の量感が多いですので実にリアル!
響きが中高音部にプラスの作用をしています。
改善W1000Xは存在感ある音の出方です。
**後で吸音材の違いと量で音質の調節はしたいと思っています。

やり残しが一つありました
イメージ 7 ヘッドアームバンドの防振です。
 指で叩くと金属的な響きで熱収縮チューブ  
 で二重に被せました。
 後で二重にした効果は余りなし一回充分 
 です。
 また思いついたら改善します。