AK4495DAC電流伝送アナログ基板の制作 7

 
6の追加での終わりにしようと思っていたのですが、ディップSWの絶縁体の音質劣化を確かめる為に秋月通商でオータックス株式会社http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08929/高品質のを購入してみました。
イメージ 1イメージ 2今回は4Pで、価格的には他と倍位ちがうのですが外見では分かりません!
早速試して抵抗はRG1608,180Ω接続して聴いてみました・・・
ちょっとこれは・・・音質の劣化具合を聴くつもりだったのが、改善ATTに比べてフルート、クラリネット、チェロ、金管楽器等艶やかで響きが良いのです。PCM1794DACで聴いた時には改善余地が無いATTで、チップ抵抗単体で比較しても差がわからない位だったのが、AKM4495DACではATTの違い(ATT絶縁物)がわかるようになったようです。
自慢の改善ATTでしたが、ふたたび繋ぎ変えると音に活気が無くどうも耐えて聴けません!
んー・・・これはAKM4495DACのアナログ部はディップSW入れ替えた方が良さそうです。
エージングも進んで音も良くなっているようです。
追加
両者DIPSW材質の違いは何だろう!
データシートがありました。 
違いが分かりません!でも同じケース材質PPSでも何かが違うのでしょうか? 今の所分からないままです。
 
** 後すぐに追加
しばらく考え、よく見ると一枚目写真で上段のDIPSWは6P・・これは秋月通商で買った物ではないようです? ヤフーオク購入品DHS-6 5個400円でした。
イメージ 3この6PDIPSWは端子の足の根元に接着剤が補強のために塗布してあります。
接着剤を剥がす事は無理なようです・・
でも、よりによって外れを取り付けるのだろう! 
 
日本航空電子さんのDIPSWは8Pを購入していて極数が多くて使用していませんでした。失礼しました・・・良ければコストパフォーマンス抜群となります。
確認の為に後でテストしてみます。
24日追加
イメージ 4日本航空電子さんのDIPSW8Pを写真のように結線して聴いてみました。
まー 良い音が出るだろうと思っていたら、音が出た瞬間冴えません!音のあの艶が何処へ・・・でもこの音はつい最近迄聴いていた音ではあります。
改善ATTよりはこちらのDIPSWが艶が無くなるだけでよいです。
次改善の中、高音マルチパワーIVCのチップ化で音量調節をオータックスのDIPSWで切り替える事に決めました。
只パワーIVCの音量可変についてはシビアさは少ないかもしれません!
追加完成へとなるか
音質劣化の元でジッタークリーナーの入力コンデンサの音質評価が気になって、フィルムコンデンサAPSに戻しましたらこちらが断然良いです。オーケストラ等弱音の演奏が艶やかに音色が響くのは今迄に無い体験です。
音質向上に伴い改善ATTのクォリティがいまいちになりましたが、表面実装ディップSWの良いのが見つかり電流伝送アナログ基板の音量調節で最大音量抵抗値を三種類用意してディップSWにて切り替えて、DACの電子VOLで余り減衰させない程度で聴けるようにしました。
** ここで電子VOLでなくても,改善ATTを微調節(サブ的)に並列接続すれば、音の劣化もしますが、少しはましって程度です。
できればここで連続音量可変はしない方がよさそうです。