中高音用パワーIVC部品チップ化 ④

 
製作一枚目でバッチリなんてありません!
手直し調整に入ると不都合が・・・・ まず入力0V調節でTRのダイオード接続に流す抵抗値ですが参考配線図では電源電圧15V、3.9KΩで3.8mAですが電源電圧16V、7KΩ約2.3mAで0Vになりました。
ところでオフセットは120mV位あり入力0V調節でオフセット出来ると勘違いしていました。(発振はしていません)
オフセットは初段のコレクター負荷抵抗680Ωで調節する必要がありました。
ゲイン調節VOLを回すと出力のオフセット電圧が変化します。
(図面にて20mVは変化)
イメージ 1イメージ 2調節のVOLは基板の大きさから無くす方向で製作しないとチップ化の小ささが薄れます。
この基板は試作品となりました。
* 回路図中の電圧は時間が経過して銅板が熱くなった状態での電圧です。
NO228二段差動とこの回路においての定電流回路が、出力の温度補償に全く不足が無い事を確認しました。(変化が極めて少ないです)
もしこれで追加製作するならば、部品配置等検討がまだ必要です。