またもやDAC製作④

32ビットDACの良さは十分に認識はあります。
液晶TV録画再生S/PDIF信号ロックしなくても、早く聴きたい気持ちになりました。
電流伝送アナログ基板は取りあえず外した基板を使用します。
イメージ 15V電源LM317相当も取りあえずそのままですが、デカップリングコンデンサーをたっぷり並列に付けます。
基板上には±スイッチングレギュレーターが付いています。

仕様はDCジャック+9~12V入力、基板のシルク印刷では+15V-15Vの表示があります。 実際の処+8V入力で±8Vスイッチングレギュレーター出力を得ています。
スイッチングレギュレーターも近頃良くてダメモトで後での検討は±8VLiBATTでの使用を考えます。
早速液晶TVハイインピーダンスデジタルOUTと光ケーブルを繋いで放送受信して聴いてみます。両方共ちゃんとロックして音が出ますのを確認して、久しぶりハイインピーダンスデジタルOUTと光ケーブルの比較をしましたら、安物の光ケーブルだからかもしれませんがもう曇って聴こえます。
あー録画したものを再生してみるか!・・・
やはりロック表示のLEDは点灯しません、でもあれー・・・音が出てきました。 すっかり周波数ロックしないと音は出ないと思いこんでいました(アナログ回路は外していたし)  そう言えば始め聴いた時ICのアナログ部分外す前にロックの表示は確認してませんでした。
もう・・・音が出れば良いのです。
こんな状態ですが音質は、始め基板上のコンデンサーをパラってない状態でもPCM1794と同等の音質はあります。
32ビットの方が音のコントラストと、高域と低域の音量感が増して聴こえます。
基板上のコンデンサーを追加するに連れて音質が向上します、決定的はアナログ回路電源±8Vです。これならスイッチング電源でも十分行けます。 
この内容でもPCM1794DACよりワンランク上の聴感です。ICとかは新しい物には敵いません!
予定ではLiBATT電源8Vで動作させる事にします、それに電源8Vでの無信号時消費電流が220mAと比較的少ないです。
アナログ回路電源±8VはLiBATTを並列使用して聴き比べてみます。
あと後は5V電源、電流伝送基板もチップにした物に・・・
追加日曜日
電源の改善5Vと3.3Vですが、コントロールICの電源はLM317相当から 3.3Vの方は片CHでローカルREG3個にて別々に供給してあり、金田式REGでしたいのが本音ですが、サイズの点でOSコン47μFの追加で良しとします。
イメージ 2REG5V制御の出力TRはPC大きめのにしたのですが、温度上昇は今の処全くありません。
しばらく之で聴いていたのですが、OSコン47μFは中途半端な容量で820μFに再度交換しました。

イメージ 3電源改善後の音ですが、5VLM317相当の三端子REGを金田式REGに交換したら全然違います。ローカルREGのデカップリングコンデンサーも容量は大きい方が良いです。
PCM1794で聴いた時で16ビットのDACから24ビットに変わったような時の音の変化です。32ビットDACは情報量が多いです。
電流伝送アナログ回路が同じだからと思いますが、音色の変化はあまり感じませんが、オーケストラの音だったら離れて聴いていたのが側まで近寄ったハッキリした音です。
追加月曜日
この状態でスピーカーで聴いてみました。
期待満々で・・・んー・・・音色はハッキリしましたが、何かヘッドフォンで聴いた感じよりも期待外れ! 
電流伝送アナログ基板と電源、パワーIVCとの相性が良くないようです。
ヘッドフォンで聴いた濃い音質が発揮しません! 聴感上高域も伸びが感じられません!
※電流伝送アナログ基板のD/A信号の極性が反対だったかもしれません!(この接続は何時も悩みます)