カレントバッファアンプを聴く

低域アンプの出力のアイドル電流調整時、電源かドレンとゲートがテスターのリード線棒とタッチしたようで、電源供給は電流リミッター600mA位でかけていましたので出力の石は大丈夫でしたが、ドライブの2SK213のドレン、ソース間がショートしてしまいました。狭い分何かするとちょっとした事で壊れやすいです。
交換した2SK213同一ロットであった為、バランスなど良好でした。
ようやく音が出せる迄になりました。
電源入れて30分経過後音を出してみます。 後20~30分エージングで聴いて本体ケース温度上昇してからの評価です。
カレントバッファ付けると中低域が豊かになりますが、低域と高域レンジの伸びが少なくなりました。その少ない分の豊かさのように感じます。
2時間位聴いていると、もうこの音に馴染んでいます。
カレントバッファーアンプでのチップトランジスター使用での音の傾向は別に感じません!ただオフセットの変動が少なくなった事でのメリットは大です。
イメージ 1試聴の週一クラシック音楽館ですが、結構曲目も貯まり、何を聴くかに迷います。
しばらくは、このままで聴きます。
カレントバッファーアンプ、ゲインはいらないのだから、反転アンプ構成でなくてコンプリのエミッターフォロアーみたいなものだけではダメなのでしょうか?
追加です
電流バッファアンプ検索して見ますと次のような記述がありました。
【電圧バッファ】
通常はハイインピーダンスの回路に於いて出力インピーダンス
は限りなく低く、入力インピーダンスが無限大の回路を使用
する事になります。電圧ゲインが0dBで電流ゲインは非常に
大きいと云えます。

【電流バッファ】
電圧とは逆に入力されるのは電流源なので入力インピーダンス
はゼロで出力インピーダンスは高く、電流ゲインは0dBという
回路です。接続する負荷に依っては電圧ゲインは非常に大きく
なる事もあります。
※ エミッターフォロワーは出力インピーダンスが低いので、反転してコレクター出力にするのですね。
なぜマルチのネットワーク素子駆動用のカレントバッファアンプ付けて低音域と高音域の伸びが悪く聴こえるのか不思議です。
一つはマルチのゲイン差は出ると思いますが!